高齢の両親は、頑張って2人で暮らしています。

80代になってから、老化の速度が
進んでいることを感じます。


母は、毎日料理や掃除、庭の草取りを
して過ごしています。


父は王様のように作ってもらったご飯を
食べ、上げ膳据え膳。
沸かしてもらったお風呂に入り、
ゆっくり見たいTVを観て過ごしています。






何にもしない。
これは、昔から。
唯一の役に立つ車の運転も80才で
やめてもらいました。


母には、「オレを捨てないでね」などと
85才の冗談の本音を言ってます。


母がいないと何にも出来ないのです。


ここ数日は、白内障の手術で
病院の送り迎えをしています。





認知症気味の父のそばには
母がついています。


さらに、私も手術の時は、
検査や説明に同席しています。


生きていくということは、
なんとも大変なことだと思います。


暮らしや家族の土台があって
仕事もあります。


子育て、親子関係って
面倒なことも多いですが

それを通してしか得られない経験があり、
大変さや苦しさ、喜び、嬉しさ。
どちらも実は豊かなことだと思います。


そうは言っても現実の暮らしでは
いまだに夫とグダグダ言い争いに
なったりしておりますが...。


「言い争いできるのも幸せなことなんだ」
と夫は言うのでした。

そうかなぁ。
と丸め込まれております。