お腹すいた〜。何食べる?。タピオカ飲もう。
お昼ご飯はー?。笑笑
そんな会話が横を通り過ぎ、思わずため息が出る。
私はこのまま歳を重ね、極めて平凡な平坦な道を歩き人生を終えるのか。
とにかくつまらなかった。
朝起きて、仕度を済ませ、人の波にもまれ、仕事をし、帰って、寝る。
同じ日を毎日繰り返してるようだった。
大学にいた頃は人生楽しかった。
大学生の時は高校の時すごく楽しかったって話を友人としてた気がする…。
あれ?高校生の時は……。
そうか。
将来きっと今を楽しいと思える日がくるのか。
少し勇気が出てきた。
眩しい光が私を照らす。
清々しい。
けたたましい警笛の音が鳴り響いていた。