pomさま


先日より続く強大化した頭鳴の状況は如何でしょうか。
ご返信の順番が変動し、分かりづらく申し訳御座いません。

pom>>私の尊敬断薬先輩(小◯太郎さん)が言ってたんですけどね〜、結構腕の筋減少は起こっていらっしゃる方が多いとのことでした

の部分をメインとしてのご返信内容になります。筋減少に関しては、先日からの推測通り、
先ずは全身性である事が大前提となり、使用部位から視覚的にも認知出来る痩せが起きるのも多くの共通点な印象を受けます。
推測として挙げられる大前提に交感神経症状が根幹として関与する場合、ベンゾ離脱として持続的な交感神経の亢進を抱えると、
それだけでも多くのエネルギー消費を要する事、延髄部の迷走神経がダメージを受けると、胃腸機能全般が低迷する事、
これらが2重に及んだ場合、使用頻度の高い部位から明瞭に痩せを自覚される事になると思います。
そのように考えますと、やはり使用頻度の高い腕から指、頭を支え続ける首は顕著に痩せ現象が見られるのではないかと思います。


自然発症性の交感神経優位に伴う疲労やストレスでありますと、自己の治癒能力でも恐らく回復出来る場合もあるかもしれませんが、
ベンゾ離脱に伴う交感神経優位は、格が違う程、強い印象を受けるのは、針治療を通しても、その治療反応性、改善速度で明確に分かります。
これら筋現象に関しては、以前のブログでも記載させて頂いた通り、その基礎となる交感神経の過剰亢進が抑制されない限り、
進行は続く、又は続きやすいと思われ、栄養吸収の側面からも将来性を考えますと、早期に改善しなければ弊害も大きなものと思われます。

ただ、これは私のメールボックスにも自然回復例も数例ある事から、何処かで進行も止まる場合もあるのでしょう。
その状況が如何なるタイミングで生まれるかは、個々の状況によって異なるかもしれませんが、
極力疲労やストレス等のリスク因子は排除し、ベンゾ離脱に伴う交感神経症状を更に高ぶらせない事が肝要なのかもしれません。
pomさまに関しても、頭鳴や眼睛疲労の症状憎悪や改善タイミングを伺っても、やはり疲労やストレスは大きく関与しているものと思い、
如何に早期脱出を目論む(基礎的身体状態を底上げし、キャパシティ拡大を目的とする)かが大切なのでしょう。

交感神経症状の主は脳幹から派生する脳神経系となり、ベンゾの直接的な反応部位とも異なる為、
ベンゾの主な反応部位である大脳や大脳基底核、海馬や小脳なりでダメージを受けますと、
これらのループでも異常を生じる事から、自律神経が大きく関与しなくとも、様々な中枢神経系症状を呈する場合もありますし、
これらのループから投射された脳幹から派生する脳神経系は交感神経症状に大きく揺さぶられる場合もあり、

その根源的な回復には、あくまで脳幹から分枝する頭鳴や眼精疲労、筋減少等は結果論と申し上げれる事も出来るかもしれませんし、
ベンゾの直接的な反応部位である、大脳や海馬、小脳の回復が成し遂げられない限り、投射先の脳幹も不安定に至る為、自律神経症状の類も不安定なのでしょう。
いずれも治療内容は脳内全般に及ぶ為、各論的な考察が臨床現場に何処までフィードバック出来るかも未知である事には変わりませんが、
やはり原因部位に効果を及ぼす治療の重要性と、原因部位の回復が成立しない限り、あらゆる症状も不安定なのかもしれません。

同じことを幾度となく書いてしまったような気がしましたが、改めてベンゾの反応部位が脳深部に存在する幾多もの受容体であり、
自己分泌能の低迷であるとすれば、それらのあらゆる細胞の回復及び機能回復にはコツコツといかなければならない事もまた大切だと再認識するものです。
 

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改めて先生よりご考察をメールにて頂きましたので、また皆様の参考になれば…と思い、そのままメールを転載させていただきました。

 

私の筋肉減少はほぼ止まっております。あとは痩せの度合いを確かめる為に、以前より手首に印を付けておりますが、腕を使いながらでもその印より上まで肉が付いたら、本当の完全終了だと思われます。

 

 

藤原先生も常々仰っていますし、

もう私も何度も書いておりますが

向精神薬由来の筋肉減少は自然に止まる場合が多いので、どうかあまり怖がらないでいただきたいですし、すぐに諦めないでいただきたいと今でも変わらず思っております。

 

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星私がパキシルを4.5mg→4.25mgに減薬してから、今日で4日になります。

一時的にかなりの頭鳴悪化とそれを耐えた為に起きた凄まじい疲労感

(パキシル減薬が直接の原因では無いと思われる症状です)と、ベンゾ離脱による免疫力低下の風邪症状が未だ不安定なところ以外は、特にまだパキシル減薬の離脱症状はよくはわかりません。

このまま減薬が順調に進んでくれれば良いなと思っております。

 

ハートちなみに私が減薬している際に使っている道具は、ピンセットで薬を掴み、金ヤスリで削り、ハカリ(0.001g単位まで測れるもの)で減薬後の薬を作っております。