ふと10年程前に叔父が亡くなった時のことを思い出しました。

こっから先は悲しいかもしれない。。

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約10年前といえば私はまだ学生でした。
(今も気持ちは10代。きゃぴキラキラ

ある夜京都にいる叔母さんから母へ

『お父さんが帰ってこない』

と電話がありました。

叔父は、以前行った中国地方の日本海がすごくキレイだったから、その日もひとりで『あの海に行く』と言って出かけたそうな。

地元の人に言わせれば、そこはキレイだけども、絶対に泳がない場所だったらしい。

そのまま次の日になっても帰ってこなかった叔父。

当時北朝鮮の拉致問題が騒がれてたので、溺れたんじゃなくて、拉致られたのかもよ、と母は叔母を勇気づけてました。

結局、1週間ほどたって、東北の日本海側で打ち上げられてるのが発見されました。

下半身はなかったそうです。

叔母と叔父は、よく旅行してたので、その度にたくさん写真を撮ってました。
よぼよぼのじじばばで寝たきりになった時、二人で眺めて過ごそうね、と約束してたそうです。

なのに叔母は、叔父が亡くなったショックで叔父が写ってる全ての写真を燃やしてしまいました。

見る度にお父さんを思い出すのがつらいといって燃やしました。

ホントにかわいそうで切なくてやるせなかったのを覚えてます。

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そんな今叔母はどうしてるかというと、3年程前に京都の家を売り、九州のうちの実家の近くに越してきました。

長く住んだ家を売っていいのかな、とずっと迷ってましたが、脳梗塞も起こしていて心配だったので、近くに来てもらいました。

毎回帰省する時は叔母に会いに行きます。
母の日にはプレゼントもあげてます。
身長140cmで少し高さのある椅子に座ると足をぶらぶらさせてるのがかわいくてたまらんドキドキ

当時を振り返って、叔母は

『お父さんが死んでからの3年は、毎日が辛かったよ~。お父さんお父さんどうして一人にしたの、ってね~。』

でも3年過ぎてやっと割り切れるようになったそうです。

どんなに励ましても、悲しいものは悲しいんです。

復活するには時間が必要なんですね。

でもしょっちゅう母は叔母と電話してました。喧嘩とかもしたみたいですけど。

あら字数制限のよ~です。思い出話でした。