こんにちは、むーたですウインク


今回からは、自分の体験談です。

はじめて住宅展示場に行ったのは、2019年8月頃。

だいぶ遡ります。


**以下本題**

娘0歳3ヶ月

朝まで眠ってくれる事が判明

妻も体調が安定してきた


と言うことで、家を建てることを決意!


見学するハウスメーカーについては、建築関係の仕事をしている妻が選定してくれました。
とりあえず、住友林業、積水ハウス、一条工務店に行く事にしました。



天気のいい土曜日のお昼

ミルクを飲んでごきげんな娘を連れて

車で近所の住宅展示場へ


はじめての展示場で勝手が分からずどきどきしながらも、どうにか空いているところに駐車。

娘を抱っこ紐で抱えて、まずは住友林業の建物に。

…広い…遠い…


そんなこんなで住友林業さんのモデルハウスに到着!

外観はモダンな和風建築と言った感じで好きな感じです。


中に入ってキョロキョロしてると若い男性の営業さん(仮称林さん)が出てきます。

林さん「こんにちはー見学ですか?」

妻「これから家を建てようと思ってて、少し見学したいのですが、大丈夫ですか?」

林さん「大丈夫ですよ。それじゃあ、まずはこの建物をご案内しますね。」


という事で無事中を見せてもらえることに。

広い玄関の奥にかっこいいスケルトン階段が見えて、もうテンション上がりまくりです音符


まず、キッチンから!

我々はもはや、アイランドキッチンと言うだけで拍手する意味不明なテンション。

キッチンの前の壁際には、子供のお勉強スペースが…

林さんによると、東大生の多くは、子供の頃リビングとか親の目の届くところで勉強をしていたのだとか。

私「なるほどー?」(←宿題はダイニングでやってたけども…)
妻「なるほどー?」(←そもそも自分の部屋がなかった)

わざわざ場所作らなくても、ダイニングテーブルで広々やればいいのでは…?。
習慣の問題…。

林さん「まぁ、ランドセル置き場とか、書類を置いておくスペースと言うか…。場所があると便利ですよ。」

あ、思ったこと全部しゃべってましたわ。

我々「なるほど!」(納得)



そしてダイニングはキッチンの横。

アイランドキッチンの横ダイニングだと、配膳と片付けが楽そうOK

今のアパートは対面だけど、カウンターの上が哺乳瓶やら何やらでごちゃごちゃ。
動線が長くて面倒だと思ってた。
これだよ!

妻「えー、LDKはまっすぐがいい」

私「はい。」(機を待ちます)


リビングに土間っぽいスペースがあって、そのまま外もフラット。

か、かっこいい…。

けど、フラットな土間とか汚れそうだし、むしろ掃除しにくそう。

林さん「まぁ、ペットがいる方など、こう言うこともできると言う例なので。」


そして和室
和室は住友林業頑張って良い木使いました。縁側とかかっこいいやろ、最高の無垢材やで。どやっ!バーン!て感じです。

畳があれば和室だけど、和室をかっこよくするのは、柱とか鴨居、床の間なんかの木の部分なのかも。

林さん「畳は和紙なんです。」

そうなの?水で溶けたりしないの?

林さん「むしろ丈夫で長持ちします。イグサの香りはしませんけどね、色も選べるんですよ。」

いつのまにか畳業界にも改革が進んでいたんやな。


そして2階へ

寝室もフローリングがかっこいい…なにこれ高そう…

林さん「住友林業は選べる種類も多いのでこだわるとキリがないですね…。」

何やら、フローリングの木の厚みが普通より厚めでかっこいい見た目になるとかなんとか。その分高くなるらしく、現実の家は地味になりそうだ。


寝室の横にはウォークインクローゼットがあり、やはりテンションが上がる私たち。

なんか、ウォークインクローゼットって言うだけでハイカラやわ。

戸建て建てるなら絶対やりたい。

なぜなら、響きがおしゃれだから。

実用面でも、洗濯した服を集約してしまえれば家事の効率化になるし、衣替えとか服の管理もしやすい。

納戸も兼ねてて、服以外のものも収納するのだとか。

…広いスペースが要りそうだぜ。

ちなみに今のアパートでは、5畳くらいの部屋が服と物置の部屋になってる。つまりウォークインクローゼットってことだったのか!


最後に何の変哲もない洋間で、建物の構造とか耐震性についての説明

曰く、耐震等級3とかは地域の工務店でもクリアできるように設定した最低基準で、住友林業は独自の検査で何百回も揺らして確認しており、そんな次元じゃない。

曰く、最近2×4とかのモノコック構造が地震に強いと言われているが、開口部があると強度が落ちる。測定は窓が少ない建物でやってるから信用できない。

曰く、鉄骨造は基礎とか柱から冷気が伝わるため冬寒い。

他にも、シロアリの薬を流すチューブみたいなものがあって、シロアリ対策も簡単とか、そんな感じの話。

せっかくなので、疑問に思った事を端から質問していきました。

Q1マルチバランスってつまり在来工法の事?それでも何百回も耐えられるの?
→住友林業独自の免震機構がつけられた構造。1000ガルくらい耐える。

Q2ビックフレーム構法って結局何、ラーメン構造なの?それとも大開口用の梁なのなんなの?
→すごく太い柱を使っていて、特殊な金具で固定していて頑丈。

Q3機密性とか断熱性は数値的にはどんな感じ?ZEHとるのにゴテゴテに高価な省エネ機器付けないと届かないって噂聞いたけどどうなん?
→ガラスが複層ガラスだし、木造なので断熱性は高い。そもそも、ZEHは省エネ機器を付ける必要がある。

Q4シロアリ対策はそのチューブで十分なのか?そんなに長期間、広範囲の地面に薬が染み渡った状態で維持できるのか?羽蟻化した奴らが飛んでチューブの線の内側に入ったら、家を食べ放題なのでは?
→シロアリは飛ばない。定期的に薬剤を入れていれば十分防げる。

Q5補償の期間は?定期メンテナンスとか言って、すごく高い工事をしないと補償が切れるとかそう言う事はある?
→最初30年、その後60年まで延長可能。有償メンテナンスは必要となるが、サイクルが長いのでランニングコストはかなり抑えられる。

Q6うちは農用地除外からなので1年かかるんですけど大丈夫ですか?
→そんなケース聞いたことない。そんなに時間かからない。
(※本当はかかります。)

と、都度、疑問に思った事を質問しまくる我々夫婦。ネットだと細かい事載ってないからね。かなり面倒な客だったと思いますが、一応答えてくれた林さん。

ただ、答えが全然噛み合わなくて、いちいち聞き方を変えてみたりと、ちょっとした疑問にもストレス。
この営業さんがずっと担当だと厳しいかも…
特に農用地除外については明らかに間違ってるのに堂々と言い切られ、今後もこんなだと苦労しそうだなぁ…

それまでに上がりきったテンションがすぅっと下がってしまった私達夫婦。

最後に、この後話を進める場合林さんが担当してくれるんですか?
→基本的にそうですね。

…ありがとうございました。(そしてさようなら住友林業)

林さん「よろしければ次の打ち合わせとか、見学会のご案内をさせていただければと思いますが、よろしいですか?」
妻「とりあえず、まずは見学と思ってきたところですし、1社目なので…。もしお願いすることになったら、こちらからご連絡しますので、そちらからのご案内は結構です。」

その後、アンケートは書いて欲しいと言うので、最低限の情報だけ書いて、退散することに。

最後に、来場記念品としてけん玉をいただきました。


…住友林業第一候補くらいの気持ちでしたが、営業さんとの相性が合わず、残念。

やっぱり予約しないとダメなのかなー。

と言うことで、次回積水ハウスに続く。