どうしても、書いておきたかったこと。
今回、いくらを連れて実家に帰ったことでハッキリしたことがあります。
「愛犬は実家にいる」ということ。
骨が埋まってるからじゃない。
確かにいた。
どれだけ月日が流れても絶対に忘れない。
忘れられない。
あの感触、体温、ニオイ、すべてが僕の中に残ってる。
12年経って、もう心の整理がついてると思ってたのは間違いだった。
僕、全然ダメだった。
情けない。
こんなんじゃ、空の上から笑われてしまうね。


愛犬のいない実家に帰るのがすごく嫌だった。
曲がり角を曲がると、真正面にいつもあいつがいた。
目に焼き付いてて、今回いくらと帰った時もうっすらあいつが見えた。
でも、近づくとそれがふっと消えてしまって。

僕、ブログに嘘を書いてしまいました。
それをいつも読んでいただいてる方に謝りたくって・・・。

「いくら旅に出る~Part1~」の後半。
『僕が色々と思い出してウルウルしてた時、いくらが立ち止まりました。
何か思ってくれたのなら嬉しいな・・・』というくだり。
本当はね。
愛犬の骨を散骨した場所にさしかかり、僕が歩けなくなったんです。
あの写真のいくらは、僕を待ってくれているんです。
あいつのお葬式の時、僕は本当に精神的におかしくって。。。
泣いて泣いて、頭が割れそうに痛くて。
あまり覚えていないんです。
たくさんの花で囲まれたあいつの頭を撫でて「ありがとう」って言った。
何度も何度も言った。
耐え難い出来事だったけど、家族がひとつになった瞬間だった。
今でも「ありがとう」を繰り返す。
これは僕だけじゃないはず。

愛情じゃじゃ漏れでいいと思う。
毛むくじゃらの家族を思いっきり愛して、後悔のないようにしたい。
どれだけ愛しても、絶対に後悔するのはわかってる。
だからこそ、すべてを守ってあげたい。
ちろこを失った時に、奥さんと声をあげて泣いた。
あの時に誓ったんです。
「みんなを守る」ってね。
僕は奥さんと5うさ&いくらを守っていきます。
愛犬と一緒に。もちろん、ちろこもね。


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