KIMONO キモノ 着物 -16ページ目

KIMONO キモノ 着物

着物が好きすぎて着付の仕事をしています(*^^*)
HP http://mochizuki-saori.com/
今、どんな着物が着たいのか…
着物を難しく考えないで着て欲しい…
日々考えてる事や 教えている事を書いていこうと思います。

着物は 季節に合わせて 生地など 重ねてあったり薄かったりします。

何月に着用するかで着物を選びます。


一番一般的に目にしたり、ご自宅にある着物のほとんどは、袷(あわせ)と呼ばれ、表布と裏布を綺麗にあわせて仕立てられています。

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これは裾の写真です。裏地がついてるのわかりますか。

時々、背中にあたる布地をつけないで仕立てる方もいるので、裾やお袖を見ると裏布がついてるのがわかりやすいです。


この裏布をつけてない仕立てを単衣(ひとえ)と呼び、透けない生地、透けてる生地でも仕立てます。

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わかり難い写真ですが、透けない生地の単衣です。裏地がついてないです。


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この生地は横に透けています。これは絽という生地です。裏地をつけないで仕立てる事がほとんどです。


着用の目安としては

袷の着物は、10月から5月

透けない単衣は 6月と9月

透けてる単衣は、7月、8月


ただ最近は 暑い時機が長かったりするので、前後した期間で調整します。



しかし、本では書かれない現実で矛盾を感じる事もあります。

きちんとした場所なのに 意外とこの着用ルールを無視しているのは、結婚式 だったりします。

真夏でも お母様方の留袖が袷だったりするところも多いのです。

多分、単衣の留袖って持ってる方も少ないからだと思うんです。

振袖も単衣の振袖って ほとんど 仕立てないから、しょうがないのかなぁと思います。

いろんな方に聞かれて いつも矛盾を感じるところでもあります。


花嫁衣裳も夏物って 特にないし、最近は オーガンジー素材の打掛を袷の着物の上に打掛たりという衣裳もありますが…

写真で残す場合は、袷の着物の方が色味がはっきりでて華やかという事もあるのかも


 着用時期は、学校の制服的な 衣替えと 考えれば 難しくはないと思います(*^^*)

港カヲル 46周年 ライブ へ
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お気に入りのデニムの着物(kapuki)
半衿は ルミロック
帯留め&帯〆(iroca)
帯 (友人のスヴェトラーナさん作)
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黒のマントコートにショールと長手袋
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足袋は ドゥーブルメゾン

笑いの絶えないライブでした〜
楽しかった〜

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先月、松尾スズキさん演出のミュージカル 『キャバレー』をお着物で観に行きました〜
洋風を意識して…笑
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首はお洋服用のファー

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半衿は、ビーズ
お着物は ドット模様のベージュの色無地着物
帯揚げは ドゥーブルメゾン
帯は シマシマに 星型の帯留めです

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足袋もドットにしました〜(*^^*)

色無地のお着物は、小物で色んな表情がだせるのが 楽しいです。


着物を着てみたい…
そう感じている人は意外と多いと思います。

でも実際 着るとなると、どんな着物がきたいのかわからない人が結構います。
結婚式、お茶会等、着る物が 決まっているところに行く 訳ではではない場合は 特に…

着物と一口で言っても 色んな物があるのです。

着たい着物のイメージは、人によっても異なります、まずは いろんな着物本を 見てみると良いと思います。

雑誌だと、美しいキモノ、きものサロン、七緒、KIMONO姫 等でしょうか。
雑誌をだとその時の特集にもよりますが、なんとなく こんな着物は好きという物を みつけてみる。
着たい着物が どんなものなのか 少しだけでも わかる事がまず第一歩。
そして、着物を購入して きたいのか、ご自宅に眠っている着物を利用したいのか、そこでもまた
着物への道は 分かれていきます。

最近では とても優秀なリサイクル着物SHOPや、初心者にもやさしい着物屋さんがあります。

リサイクルは 誰かが作った着物を 古着として販売されていますが、着物は1度も手を通していない物も多いので、古着…と侮ってはいけません。
ただ 古着ゆえ 寸法や汚れ等、初心者の方が見落としてしまう落とし穴もあります。

〝なんか着物 着たいと思って、リサイクルショップで安かったから…〟と 買う事は オススメしません。ただ、〝とってもその着物が気に入って、どうしても これを着たい!〟という 気持ちでしたら、それはきっと 着物への道のはじまりです。

着物は 着る物なので、まずは、着たい着物を 探しましょう。





数年前に あるサイトで着物ブログを書いていましたが、サイトの事情とアナログな自分のせいで書いたブログが全て消えてしまいました…

着物に興味があるけど どうしたらよいのかわからない、なにが必要なのか、どこから始めたら、という方、着物を着てるけど なんだか上手くいかない、どこに着ていっていいのかわからない…、という方に。
着物って とっても素敵で楽しい事を 書いていこうと思います。