どんな着物を着たらよいのか…とよく聞かれますが、着物に置き換えてしまう事でわからなくなってしまう事が多いと思います。
お洋服だったら、どんな物を着ていこうと考えているのか…、まずは そこに戻ってみると どうしたらよいのか、どうしたいのかがわかってくると思います(*^^*)
・キチンとしたスーツ又はジャケットを着て 挨拶に行くようなところには、訪問着、結婚してなかったら 振袖でも!(帯は袋帯)
・ジャケットまで着ないけど、お洒落したワンピースで 出かけたいなら 小紋(帯は袋帯だと少しフォーマル、普段着よりなら 名古屋帯、気楽な場所なら半巾帯でも)
・自分は お洒落して出かけるけど、ジーパンでもOKな場所なら 紬やウール、木綿(帯は袋帯だと少しフォーマル、普段着よりなら 名古屋帯、気楽な場所なら半巾帯)
着物を決めたら 帯を決めます。
帯は袋帯だとフォーマル、
普段着よりなら 名古屋帯、
気楽な場所なら半巾帯でも(*^^*)
でも、これが全てではないし、絶対ではない事を頭に入れておいてください。
着物は 着る物で この着物のルールができたのも 実はそんなに昔ではありません。
(明治、大正くらいからかと…)
着物を着なくなってきて、着付教室ができて、わかりやすいように教える為にできたルール、又は庶民もお出かけ用の着物を着れるようになったからではないかと思います。
昨今、着物警察と言われる方々がいらっしゃって、着物を着てる方を判定しては、色々言ったり、直したりしているようですが、着物を毎日着ていた時代を振り返って欲しいと思います。
洋服を自由に着ている現在、ドレスなのか キャミソールなのか シャツなのかジャケットなのか…、とてもアバウトです。
着物しか着ていない時代も きっと同じだったのではないかと 思います。
何かを着て出かける時、どんな場所に行くのか、どんな人に会うのか、自分が自信を持てたり、しっくりくるもの、さらに 他人がかかわる場所へなら不快ではなく、素敵と思ってもらえる物が選択できるようになれたら いいなぁと思ってます。
自分の写真で種類分けしてみました…笑