着物を着ない方には、半衿って 必要なのか、どの部分なのか、どんな物なのか…、意外と聞かれます。
半衿とは、着物の衿から 着物の下にみえてる部分で、長襦袢の衿に縫い付けております。
この半衿の元の布の大きさは、巾は約16センチくらいで、長さは約1メートルくらい。
これを長襦袢に縫い付けます。
大抵は長襦袢に縫い付けられているのが多いのですが、時々 半衿を長襦袢から外して 洗ったり縫い替えたりする途中で、長襦袢についていない事があります。
そうすると、長襦袢の衿部分は綿の白い生地がついており、それを半衿と勘違いする方が意外といるのです。
長襦袢の衿が白い綿素材だったら、要注意!!
半衿はついてないので、縫い付けましょう。
縫わなくても挟み込めばいいんじゃないの…?といわれたりもしますが、半衿は縫い付ける事で 衿が綺麗に仕上がります。
昨今では、この縫い付けた半衿に衿芯という少し硬い芯を入れる事で 衿の形が綺麗にみえるのです。
実は 今までに何度か一般の方の着付で、半衿がついておらず、時間がない中 半衿を縫い付けた事があるのです~(^^;;
時間があればいいんですけどね…
慌てて縫い付けるのは ちょっと大変なのです。
私は 柄物の半衿が好きなので 半衿の付け替えは 何枚かある長襦袢に一気に縫い付けたりしております。
過去には 布用の両面テープ貼ってみたりもしましたが、私は縫うのが一番でした。