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牧野イツキ オフィシャルブログ『Voice of Life』

はじめに神は天と地を創造された。まだ他には形がなく、殺伐としていた。動物や虫たちは進化し、やがて神は動物を進化させ、最初の人間を作られた。


人間は動物よりも発達した身体を持ち、地を開拓するた能力を持っていた。しかし、神はそれらの人間にある取り決めをした。それは善悪の知識なる木と名付けた木を地に植え、絶対に食してはならないとしたのだ。


『なぁ、ここが問題だよ。なぜ木を植えたんだ?』『あぁ、俺もそこがわからない。』と人間が生まれる前に誕生していた御使達は思っていた。


『じゃぁさ、食べさせてみようよ。』『おいおい、やめとけって!神がお怒りになる。』と止めるも一人の御使は地上へ向かった、


『流石にこの姿じゃ変だから、蛇にでも化けるか。】と、蛇にで化けた御使は、最初の人間に歩み寄った。


御使が、『なぁ、この実、食べてみなよ。』と言うと、男は『いえ、神がコレは食べてはいけないとおっしゃってました。』と断った。


その後も何度か説得してみたが、頷かない男に呆れて、次は女の元へ行った。『なぁ、この実、食べてみなよ。』と御使が言うと、女に『要らないわ、神が駄目とおっしゃっていた。』と言われてしまった。


御使はなかなか食べようとしない女が面白くなく、『これは神が後々お前達に与えようとしている物だ。じゃなかったら、こんなところにわざわざ木を置かないだろう?』といった。それを聞いた女は『たしかに…そうよね。』


あとひと推しだと感じた御使は、女に『我は神の御使。こんななりをしているが、本当は御使なんだ』と伝えた。すると、女は実を食べ始めた。


御使もその実を食べるとどうなるのか、気になっていたので、内心わくわくしていた。『さぁ女よ、男にもコレを食べ話させなさい。』と御使は男にも堪わさせるように女に言った。


女はその実のおいしさで、神からの言葉を忘れ、男の元へ行った。