前回の記事で、2019年募集馬が300万の高額馬でもすでに回収できてることを書きましたが
今回は他の世代の高額馬について見ていきたいと思います
結局回収さえ出来るなら、いくらであっても出資した方がいい訳ですからね
定義が難しいですが、とりあえず一口150万以上を高額馬としました(私のお給料からすれば全馬高額ですけど笑)
また、賞金×0.7を出資者の取り分として、一口の価格を上回ってれば回収できたとするざっくり計算です
2013年募集
150万超えは9頭(うち牝馬1頭)。回収できたのは4頭(うち牝馬1頭)。
250万のドゥラメンテ、レーヴミストラル、200万のリアルスティール、150万のタッチングスピーチが回収成功。
最高額はポルトドートウィユの300万で、300万超えはこの1頭のみ。
高額馬は全頭ディープorキンカメ産駒。
2014年募集
150万超えは7頭(うち牝馬0頭)。回収できたのは0頭。この年はメジャーエンブレムや、ワンミリオンスなんかの低価格帯の牝馬が活躍し、高額馬は今ひとつ成績を伸ばせず。
最高額はエルプシャフトの375万で、300万超えが4頭。高額馬は1頭(ハービンジャー産駒)を除いて全馬父ディープ。
2015年募集
150万超えは9頭(うち牝馬3頭)。回収できたのは2頭(うち牝馬1頭)。
回収できたのは250万のアルアインと150万のフローレスマジック。
最高額はムーヴザワールドの375万で、300万超えは2頭。この年もほぼディープかキンカメ産駒です。
2016年募集
150万超えは13頭(うち牝馬4頭)。回収できたのは1頭(うち牝馬0頭)。
回収できたのは250万のフィエールマンのみ。
最高額はシルヴァンシャーの400万で、300万超えは4頭。ディープ産駒が多いものの、オルフェ、ルーラー、ハーツなどもちらほら。そもそも募集頭数が他より5〜10頭多い世代。
2017年募集
150万超えは12頭(うち牝馬7頭)。回収できたのは1頭(うち牝馬1頭)
回収できたのは175万のグランアレグリアのみ。
最高額はプランドラーの375万で300万超えはこの1頭だけ。ほとんどディープ産駒です。
この年から明らかに牝馬の割合が高くなっています。しかも、牡馬では引退する馬もいますが、牝馬は全頭現役。
2018年募集
150万超えは14頭(うち牝馬6頭)。回収できたのは0頭。
最高額はブルトガングの375万で300万超えは4頭。この年もほとんどディープ産駒。
半分近くが牝馬。
2019年募集
150万超えは19頭(うち牝馬8頭)。回収できたのは2頭(うち牝馬0頭)。
回収できたのは300万のシャフリヤールとグレナディアガーズで、300万超えは3頭。
最高額も300万。ディープが多いのは相変わらずですが、フランケル・モーリス産駒も複数頭います。
まだ3歳馬なのでこれからですが、世代トップの募集価格の2頭がすでに回収できているのはただただ驚き。
ちなみに2020年募集は150万超え18頭(うち牝馬8頭)。最高額は375万で、300万超えは2頭。ディープかカナロアかといった構成でした。
当然ですけど、高額馬=走るではないですね
良血な馬が多いので種牡馬入りの夢も含めての価格なんでしょうけど、結局レースで活躍した馬が種牡馬入りすることが殆どなので、ピンかパーって感じですね。
一度でもパーを引けば全てが終わる私には、全く縁のない話でした〜
でも、調べてみても、300万超えの超高額馬で回収できてるのが2019年募集の2頭だけですから、やっぱり異質なんですよね…
そもそも、過去に300万超えで億稼いだ馬は、8歳で障害現役のファイヤーヴァルクだけですし、重賞勝ちに至っては0。
値付けの傾向が変わったのか、今年も超高額馬が活躍するのか要チェックです
あと、思うのが、募集頭数も少し増えてるとはいえ、150万程度の馬が増えてきてるってことは、実質値上がりしてるんでしょうか??
その辺りもまた調べてみたいなーと思います
読んでいただきありがとうございました