メキシコ生活を思い出した出来事。
私が受け持っているブラジル人の女の子が使っているえんぴつなんですが、どうやらブラジルから持ってきたもののよう。
なんでわかったかというと…
えんぴつで字を書くと、
えんぴつの芯が後ろに押し出されちゃう!!
メキシコのえんぴつも同じだったー!!
筆圧で芯は後ろに押し出されちゃうし、
えんぴつに巻いてある柄が書いてあるフィルムが字を書くたびに動いちゃって、書きにくすぎる!!
↓
フィルム取っちゃって、模様なしのただの木のえんぴつに!
他にも、文房具の思い出が次々と思い出されます。
消しゴムは、全然消えない。擦れて、むしろ真っ黒になる。
シャー芯は、一画書くごとにポキポキ折れる
だからメキシコ人はみんなボールペンで書いてたんだね
そのボールペンも、日本の100均でセット売りされてるようなのしかなくて、書きにくい1mmとか0.7mmの太いのしかないし、ノック式がなく、キャップ式しかない。
そしてすぐつかなくなる。
ノートは繊維が粗くてすぐ引っかかるし、紙が薄い。
下じきというものは存在しない。
だから外国人児童は下じきをしょっちゅう忘れる。
赤青えんぴつも存在しない。
授業のとき、色分けなどしない。
30cmの長い定規は売ってたけど、学校に提供するだけ。個人的に筆入れに定規を持たない。さらに、日本みたいに授業で定規を活用しない。(定規でめあてやまとめを囲ったり、分数や筆算のときに定規で線を引いたりしない。)
だから外国人児童は定規の使い方が下手。定規を使わないでフリーハンドで囲っちゃうことも多々ある。
三角定規の角が丸く、三“角”じゃないサイズも大きすぎて平行線をノートに書けない。(そもそも平行線の書き方を習わない)
分度器の弧のメモリは書いてあるけど中心点が書かれていなくて小さな丸い穴があいていて、中心を合わせれなくて正しく測れないそして、大きすぎる。
コンパスも、針が動きまくる。そしてやはり、大きすぎる。
この算数の三種の神器(三角定規、分度器、コンパス)は、メキシコの学校では5年生までいたけどほとんど使わなかった。でも家で日本の勉強をするのに必要だったので、一時帰国する人に頼んで買ってきてもらったりしてたなぁ。(感謝)
えんぴつ削りは、小さい、日本でクーピーについてるようなのしかなく、みんなカッターで削ってた。
日本から電動えんぴつ削りを持ってって本当によかった。
電池は1週間で切れちゃうし…
のりはメーカーこそ日本と同じプリットでも、全然くっつかないし…
セロテープも粘着力弱いし…
ホッチキスも全然留まらん。3枚くらいが限界。
あぁ、日本の人たちに、ぜひメキシコの文房具を実際に試してみてほしい。
当時、メキシコにいたときは、ノートとかのりとかセロテープとかはあんまり気にならなかったけど、気にならなくてブログにも書かなかったくらいだけど、帰国してあまりの違いに感激しました✨
日本の文房具はすごいと言われてるけど、神です✨✨
日本にいると当たり前すぎて気付かなかった。
同じメイドインチャイナでも、発注する親会社によってこんなに変わるもんなんださすが日本の会社が発注してるだけあるわ
メキシコで売られているものはアメリカからの輸入品が多いので、アメリカの文房具も同じ感じなのかな?
今は改良されてることを祈る!
もしくは、私が買ったものや探したお店がたまたまそういうものしか置いてなくて、良いものを探せば、実はあるのかもしれない。
懐かしいな、メキシコ。
日本にいる外国人児童たちは、せっかく日本にいるんだから、ぜひ日本の文房具を使ってほしいな