​簡単な自己紹介

2014-2019 メキシコ滞在
(当時、娘①:小1-小5、娘②:年長-小4)
帰国後、日本語教師になりました。
日本の小学校に通う外国籍の児童(主にブラジル国籍)に日本語を教えています。


小学校、中学校で学ぶことはたくさんある。


教科学習に絞ってみても、一つ一つの教科で学ぶことって、すごくすごく大事。


国語では、文章の読み取り方や自分の気持ちや言いたいことを正しく伝える方法、相手の気持ちや言いたいことを正しく読み取る方法。


算数では、論理的な考え方、建設的な考え方。


社会や理科は、生きていくのに必要な知識や探究心。それに伴う調べ方やまとめ方。


暗記する力。

自分で文章を書く力。

自分で考える力。


などなど。


全部、生きていくために必要なこと。

ただの勉強ってだけじゃない。



外国籍の児童は、言葉がわからないために、これらすべてを放棄してしまっている子がとても多い。


そして、親がその危険性をわかっていない。


学校の勉強って日本人にとっても難しいことが多いんだから、外国人の子どもたちは家庭でも努力しないとついていけないってことがわかってない。


学校に行ってるから大丈夫。

日本語話せるから大丈夫。


って、全然大丈夫じゃない。

日本語を話せても、学習用語全然理解できてないし、正しい文を書けない読めないし、漢字も全然覚えられない。


それに、小学校中学校は、語学学校じゃない。

学校を語学学校として扱うなら、他できちんと教科の学習をしないといけない。

学習は、理解できる言語でしないといけない。

理解できていないと意味がない。

無理に日本語で勉強する必要なんて全然ない。



私の地域に住む外国人は、永住するつもりの人たちが多い。日本にずっと住んで日本で仕事をするつもりなら、ちゃんと勉強しないと。考える力を付けないと。



たし算ひき算もできない人、もしくはたし算ひき算しかできない人を雇ってくれるまともな企業なんてあるのかな?



あの子たちの将来が、とっても心配です。