僕がこの1年間社長をしていた会社は前の社長が健康上の理由ということで
辞めることになったと聞いていた。
僕が入社する前はまだ退任前だったので、ファンドからは「まずはXX社長と
しっかり話をして会社の現状を把握してください」とのアドバイスだったので
話をしてみた。
しかし、なんか話をしていてしっくり来ない。話す内容は、ゴルフの話、
自分がやった制度改革やシステム導入などがいかにこの会社に貢献するかといった
やけに自己肯定と仕事以外の話が多いのが印象だった。
どうも個人面談で社員から出てくる話と違う。この前社長のいう通りなら
こんなに不満は出ないだろう。。
結局、前社長との会話に時間を費やすのはやめた。そもそも会社に来ないし。。。
それとこれまた入社前にファンドから2人の役員を紹介されていた。
一人は、古くからずっとこの会社にいて営業実務をすべて把握している
プロパーの役員Y氏。
そしてもう一人はファンドが採用して送り込み、僕が入社前の4月に
役員に昇格したF氏。
ファンドからの紹介では
Y氏は古参で実務も詳しいが、前の社長と反目しており、株主に対しても
協力的ではない要注意人物。なんなら反乱分子になる可能性がある。
F氏は逆にファンドや前社長の信頼も厚く現在の会社の実務をほとんど把握
しており、私の右腕になるだろうと紹介された。
最初はリモート会議でY氏の顔を見た。僕より年上。コワモテの顔。
あぁ、この人、反乱分子なのかぁ、怖いなぁ。うまくやっていけるのかなぁ。
もう一人のF氏は東京にいたので入社初日から話をした。よくしゃべる。
ペラペラしゃべるので頭の回転は早そうなんだけど、なんか中身がない。。。
これも前社長と同様、自己肯定が多い。。。
なんか事前にファンドから聞いている話と少し違うぞ。
この違和感はなんなんだろ。。
要は現場の社員の声と経営層の声が全然嚙み合っていない。
まぁ、だから社員から不満が出ているのか。。。
社員が確か「経営層が信用できないと言っていた」。そういうことか。
もう少しみんなの声を聴きながら、現状把握をしていこう。