『あれから一年』
私は、あの日まで大きな地震を経験したことがなかった。あの日も始めは「地震か」くらいの気持ちだった。物は落ち、停電までしてこれはヤバいと外に出た。一時車に非難し、まだ寒い3月で怖かったけど、家に入った。逃げられるように玄関近くで荷物や暖を取るために布団を出して、そこでやっと携帯テレビを見た。

そこでみたのは、宮城県の映像だった。一瞬海の映像?と思ったが全て津波にのまれた町の映像と知り、衝撃が走った。現実と受けとめるのが辛かった。

夜は、お菓子等を少しずつ食べて、眠れないけど、寝た。夜明けごろ電気が復旧した。翌日改めてテレビで状況を確認したり、友達の安否を手紙で確認した。

私の周りは、所々壁などの崩れと燃料や食料の流通が滞った。情報交換しながら少しずつ確保して過ごした。
一番思ったのが、物もあるが心の準備が足らなかったなって。阪神や他の地域の大地震の映像や話は聞いて自分も気を付けなきゃって思っていたが、どこか他人事となっていたのでは?とも。

これからも忘れない事と備えをする事。被災地へ自分の出来ることで助けさせていただく。今も続く問題をちゃんと理解する。そして暗くなりすぎずに元気でいたい。
『最近これでいいの?と思うこと』

今日もあったのでそれを例にあげると、ランドリーに行ったら保育園行ってるくらいの姉妹とその母親がいて、姉の方がカートが付いてるランドリーボックス?を押して遊んでた。フロア?いっぱいに広げてた。隙間をなんとか通ったがその様子をみてても母は何も言わないどころか退かそうともしない。しまいには、「まだ終わらないからコンビニ行くよ」とまさかの放置。あと二歳くらいの子がカートの前に飛び出して慌ててよけたら、すぐ後ろの父親は「ママあっちにいるよ」と何も言わずにいってしまった。

このように、子供が目の前で他人に迷惑をかけてても何も言わない人がいる。もちろんあくまでも一部の人なのだが。こういう時は、気を付けないといけないとか、謝る事とか、子供が小さかったら自分が一言謝るべきじゃないかな?って思う。それをみて育つ子供もちょっと心配になる時がある。
『コインランドリーにて』さっきランドリーで乾くのを待ってたら40代くらいの男性が駅への道を聞いてきた。説明をしたら何やら疲れた様子で椅子に座った。ちょっと怖さを覚えつつ話を聞くと、

「実は、東京駅で置き引きにあってお金ないから交番で借りようとしたけど、ダメでそれから6日飲まず食わずでここまできたんだ」
との事。怪しいとすぐわかった。まず東京からここまでの距離を飲まず食わずで1週間も歩けるわけがない。リュックは持ってたし、手荷物も持ってたらがま口財布はリュックに入れないか?人気の少ないましてや女一人のところにくる前にコンビニだとかあっただろう。あと自分なら知り合いや家族にとりあえず相談して来てもらうとかするし。

しかし、そこで感ずいてる素振りをみせたら何されるかわからない。だからまずカメラのある店から出ないことを決めた。そして言葉は親切に。疲れた話をしまくってきたが決して車に乗せるとは言わずに、近くですよとかあまり休むとまた歩きだすの辛くなりますよと促し、しめに頑張ってくださいねと言って送り出した。

まさかのまさか本当にそういう人だったらというのも正直よぎった。

しかし、それはすぐ消え去った。2、3分後案内した道を通ったがいなかった。あんなに疲れた人が早足でいけるわけないし。

とにかく何もなくてよかった。夜ランドリー行くときは、人通りの多いところにしようあせる。反省(__;)