産院のマザーズクラスを受講して来ました。
市の両親学級などもあったのですが
ご近所の妊婦同士仲良くなりましょう!みたいな雰囲気だったので
産後、市外へ引っ越しを予定している私は
あまり必要性を感じず。
区役所がアクセスしにくい場所にあることもあって
今までマザーズクラスや両親学級は未体験でした。
産院のマザーズクラスも
実は妊娠中期から受講できるものなど
全3回あったのですが
今まで他のクリニックに通っていたので
後期向けのもののみの受講になりました。
内容は入院のタイミングや無痛分娩のすすめ方、産後の生活についてなど。
検索魔だし、同じ病院で出産された方のブログを熟読したので
ほとんど知っている事ばかりでした。
気になったのは、助産師さんがしきりに
「初産婦は産後サポートをしてくれる人を探してください!!」
と仰っていたこと。
物理的な家事サポートももちろんですが
「産後うつ防止のために話し相手になってくれる理解者を確保してください」と。
そんな人いませんが…

転勤族ナメんなよ、と。
前職の友達もいますが、みんな未婚子なし…。
妊娠を祝福はしてくれているけれど
出産後のことをアレコレ相談できるかと言われたら
どう考えても相談相手間違えてるよね…。
大阪の友達や名古屋の友達なら出産経験のある子はいるけれど
みんな小さな子を育てているから電話するのは気を使うなぁ〜

こういうのって普通は母親の役割なんだろうけど
産後に顔を見せないあたりからしてお察しの通り
私と母は残念ながらそういう心温まる間柄ではない。
最悪行政の相談ダイヤルに話すことになるだろうけど
こういうのってすぐに「専門医を受診してください」とか言われてしまうんだろうか?
家事はサボっても大丈夫だろうけど
メンタルケアは難しそう。
マタニティブルーにならない事を願うしかないっ

あと、マタニティクラスで衝撃だったのは
途中で実際に無痛分娩で出産している方の
10分ほどの短いムービーを観たのですが
赤ちゃん誕生の瞬間に周りの妊婦さんが一斉に泣き出した事。
みんなしきりにハンカチで涙を押さえてた…。
もちろん泣いてない人も半分くらいいたけど。
私は泣かない方の人です。
感動系映画には弱い方なのにこれっぽっちも琴線に響かなかった。
むしろ「分娩台ってこんなんなんだ」「麻酔痛そう」「赤ちゃんって産まれたてはこんな色なのね」など
好奇心がまさってしまって目を皿のようにして観てたかも。
出産が未知すぎて、まったくバックボーンを知らない人の出産ビデオでは心動かされるまでいかないなぁ。
でもその場の雰囲気に呑まれて
「私って母性ないのかな…」
とすっごく不安になって来た。
お腹の我が子は人並みに愛おしいつもりなのですが…。
なんだか自信喪失。
マザーズクラス、得るものはなかったのに自信を失うって言う。
完全に裏目に出た結果でした。