うちの飼い猫がまたもや体調不良。
まだ7歳だし、去年までは病院なんて行ったことないくらい健康ニャンコだったのに今年に入って立て続けに精密検査のお世話になっている。
今回は前日の夜からトイレに出たり入ったり…何やら落ち着かない様子。
猫飼い歴20年なもので、ピンと来ました。
これは尿路結石だ!!!!
ペットシートを確認するとどうやらしばらく尿が出てないみたい。
翌日、起き抜けにかかりつけの獣医さんへ即TEL。
「昨日からおしっこ出てないみたいなんです」と話すと受付の方も緊急事態だとわかって頂けたみたいで、今すぐ来てください!とのこと。猫は1〜2日尿が出ないと命に関わります。
え、私まだ朝ごはんも食べてないんですが…

ご飯どころか早めに予約取らないと!と顔も洗わず電話したから今すぐと言われても…!な状態。
でもこの日は本来予約でいっぱいなのに急患として診ていただけると言うお話なので、無理ですとは言えず…。
顔だけパパッと洗って着替えてマスクして嫌がる猫をキャリーに押し込んで、コンビニでお金をおろしゼーハー言いながらケース込みで10キロにもなる猫を抱えて徒歩5分の獣医さんへ到着。
妊婦、ものすっごく息が切れるんです。
うちの近所坂道だらけだし階段登ったしで本当に酸欠。
受付でいろいろ状態を訊かれるんですが、ハァハァ言って答えられず恥ずかしい

この時点で何か変な汗をかきはじめる私…。
嫌な予感しかしない。
待ち時間も10分くらいで診察室へ通されてアレコレ検査。
やっぱり尿路結石でした。
最初は猫をあやすために猫の横に付き添っていたんですが、10分くらいしたころから、アレレ?世界が回ってる…?
あ、目の前がチカチカして来た…。
もう立って入られませんでした

脂汗を大量に流しながらフラフラ椅子にへたり込む私。先生は猫に夢中なので気づかずいっぱい説明してくれるんですが、まったく頭に入ってこない。
止めどなく湧き出る吐き気を抑える事に集中する私。
「結石取れました!見てください!」
…と言われても。
立ち上がる気力などなくどうしようかと思っていたところで「体調悪いんですか?」とようやく気付いてもらえた!!
大人なら自己申告しろよって話なんですが、その頃には話す余裕もなく本当に嫌な飼い主っぷりを発揮してしまいました。
心から猫は心配だったんですが、自己申告のタイミングを見誤り素っ気ない飼い主に見えたかな?
すみません、ただのツワリです…。
寝起きに何も食べず重たい猫を抱えて坂道を速足をした事と、動物病院の独特の匂いと、立ちっぱなしが良くなかったみたい

お会計の時までフラッフラ…。
待合で他の患者さんの飼い主の方が「かわいい猫ちゃんですね」なんて話し掛けてくれるけど、気の利いた反応ができなくて本当に申し訳ない

「ニャーニャー」鳴いて自己アピールに必死な猫を見て、絶対に猫より私の方が体調不良だとこの時に確信した。
受付の方も「大丈夫ですか?お気をつけてお帰りくださいね」と明らかに猫より私を心配してくれてる。
不甲斐ない飼い主で情けなかったです…。
そして、帰り道はまた坂。
当然まともに歩けるわけもなく20〜30m歩いては地面にへたり込み、猫から猛烈な「早く帰れ」コールを受けながら吐き気をやり過ごして帰りました。
家に帰ってからお腹が張ってる事に気づいて、こりゃいかんと猫に薬だけ飲ませてベッドへ直行。
本当は獣医の後に猫を家に置いたらお買物に行こうと計画してたけど、これは絶対無理ってわかるくらいの体調不良でした。
結局この日は終日吐き気と格闘して気づけば夜。
4ヶ月目に入って最近はつわりもめっきり良くなって来てたのにまたぶり返すとは!
今のところ順調に来ているため普段通りの動きができると思ったんですが、やっぱりダメですね

愛する大切な猫のため仕方ないとは言え、無理は良くないと悟りました。
そんなわけで、来週の猫の再診予約はちゃっかり夫の休みの日にしてやったぜ
