私の年齢や、コースのことも考えると
もともと日本で看護師だった人や、新卒から3年間で看護のことを勉強する人と争って
私が看護の仕事を得るのはかなり難しいのではないかと思えてきました。
先日、カフェテリアにいたところ、隣にいた若いオージーの女の子が
看護助手の仕事を得るために、履歴書とカバーレターを書いて、先輩に添削してもらっていました。
それを読み上げているのを横で聞いていて、
これと張り合うのは無理だな・・・と。
高望みはせず、仕事をもらえるところなら本当にどこでも何でもやる気持ちでやらないといけないし
考え方を変えなければいけない。
最近はそんなふうに考えています。
パワフルな人は仕事も即座にゲットしますね。
今オーストラリアに駐在している人と話していたんですが、
奥さんが、青年海外協力隊で理学療法士で南米にいたところ
8月までの予定だったがコロナでいったん中止になり、日本に帰ってきて、
自粛期間の2週間が明けた翌日には仕事を決めて働いてきたそうです。はやッΣ(・ω・ノ)ノ!
「そのうち豪に来るという選択肢もあるだろうに、仕事決めてきたのすごいですね」と話していたら
「どこで働きたいですか」と聞かれました。
理学療法士の奥さんは、今回は病院とかではなく介護施設だそうです。
ん~~~
「病院で経験積みたかったけど、最近は無理だと思っている」と正直に話しました。
どこで働きたいという希望は今はあまりない、と。
ただ、どういう仕事をしていくか、視野に入れて計画しておかないといけませんよね。
介護資格も持っているけど、いきなり介護施設で働くのも無理そうだと思い、
無理そうなものは無理だと受け止めて、
仕事ではなくてトレーニングから始めようかと思っています。
たくさんのローカルの人もボランティアから始めているのも知っているので
(いきなり仕事から始めることができている人がいるのもまた事実ですが)。
そんな中、ようやく対面授業が始まりました。
薬理のクラスも、もう一つのクラスも嫌いだけど、実習クラス。これは大好き。
先生がよかった、当たりです。
先生がオーストラリア人ではなく英国人というところももしかしたら関係しているのかもしれません(;^ω^)
自分の経験を、熱意をもって語ってくれるんです。
実はもと英国で美容師だったこと。
実はそのあと子どもを2人連れてオーストラリアに来て、そこから看護を勉強したこと。
最初や介護施設から始めたこと。
その話を聞いて、今大学で教えているような人でも、やはり介護施設から始めているんだと、
その年齢から初めて、その経歴で、その後救急病棟に入れるんだと、驚き勇気づけられました。
講義と実習に分かれてるんですが、
昨日の話を書き留めると
死に直面した時の感情の話でしたかね。
最初は否定、
そして怒り、
次にバーゲン(訳せない誰か日本語にして(;^ω^))
救急にいたとき、
生後1週間の赤ちゃんが来て、亡くなった。
顔には信じられないでしょうけど、笑顔を浮かべていた。
お母さんはどうしたの!?と思っていたら、次の救急車で来た。
ドラッグをやりまくっていた。
あなたが看護師だったらどうする?私は怒りに震えた・・・とか。
そんな話を力いっぱい言葉一杯でTEDのように話してくれるので、私はもう涙ボロンボロン。
10代の男の子が交通事故で亡くなった。
そして横にはその車を運転していた男が、ケガでうめいていた・・・その時の話とか。
難しいですよね。
これから何度もこのような場面に直面するのでしょうね。
エマ・トンプソンの、映画ではなくドキュメンタリーのような映像で、死に関するものかな、とてもいいものがあるようなのですが
タイトルがわからないそうです(;^ω^)
どなたかご存じなら教えてください。
やる気になる講義をしてくれる先生、ホントいい。
私も介護施設から、いっぱい経験を積もうと思えました。