トーンアーム 有効長アップ諦め | murmur

トーンアームを弄りはじめて、30日経過、その進捗状況は?

 

トーンアームの有効長が、222ミリ と、

マイクロ精機の標準的なトーンアームに比べて、15ミリ短い

載せ換えようとしていた同じくマイクロ精機のプレーヤーも237ミリなので、取り付け穴位置はそのまま使えず、新たに穴あけが必要。自分の作業で収まりきらず、穴あけを外に委託するくらいなら、237ミリのトーンアームを手に入れる方を選ぶわな~~

で、15ミリプラスして237ミリに伸ばす方法は、3つ

 

その1)同じ505の237ミリのパイプと付け替え

  ⇒ 欲しい部分が、都合良く、適価で、手に入る訳が無い → 気長に待つ

 

その2)他のトーンアームのパイプを外して付け替え

  ⇒ 入れ替えで外すトーンアーム(MA-202タイプ)からパイプを外しての流用

    → 本命だったけど、パイプの径が違って(MA202Φ>MA505Φ)→ 没

 

その3)ジョイント部分からパイプを外して、15ミリの延長継手を入れえ

  ⇒ パイプを止めていると思われるイモネジを外しても、外れる気配無し → 没

  ⇒ 曲がっていない根元での切断には、精密切断機が必要で、外部委託案件

 

並べておいたんだけど、写真の上側トーンアームはベースの高さがある分、下側より50ミリくらい手前にあるので、同じように見えるけど、実は短い。

 

ということで、長くすることは諦めて、そのまま組み立て。

 

信号線を水平方向の首振りシャフトに通して、

 

針圧をかけるバネを組み込んで、端のプレートはネジロックで軽く留め

 

バネのもう片端に繋いだラインは、プーリー、ガイドを介して、針圧を決めるリールの穴を通し、イモネジで押さえ込んで固定。ラインが、Φ0.11ミリの極細ポリエステルなので、少し気を利かせて、イモネジのダメージを受けないようPTFE被覆を被せてみた。

 

オリジナルのワイヤーがクセがあるのに比べ、

この極細ラインは、その存在の判別がつかないマジックライン

針圧をゼロ設定しても、ワイヤーはアームの動きに干渉してたけど、全くのフリー

ワイヤーの応力+バネの反発力 から、バネの反発力のみになるのは、良いことかと。。。

不注意でワイヤー切ってしまったものの、新たなアプローチで結果オーライw

 

最後に、スプリングのプレートを隠す「カニ目付き丸プレート」を付けて、組み立て完。

カニ目レンチ要らず、横のイモネジだけ、、、

 

アームのオーバーホールは、なんとかクリア。
 
手持ちのレコードプレーヤーが使えないことから、併行して進めていたターンテーブル探し
こっちは、既にモノが届いて、寸法拾って、CAD入力も完
 
音出しには、あと、アームを取り付けるマウンタ、フォノ信号ケーブルが最低限必要
ぼちぼち、進めて行きます。
 
トーンアームが使える状態になったので、メデタシ、メデタシ