暫くおいていましたが、昨日から弄っています。
で、現状の基板は、、、
リレーは、既にオムロンの新品を取り付け済みで、交換対象に決めた部品は全て外しました。
パッパッと部品交換してしまうのではなく、交換対象とする部品(トランジスタ、コンデンサ類)を観ておきたくて、ちまちまとデータ取りしていました。この基板はケーブルが直ハンダ付けされ、外すのは容易ではなく、今後のメンテを考えると、シッカリ掴んでおきた。
コンデンサは、タンタルは交換対象から外して、12個を外しました。
左からC901から順に並んでいます。含まれていないのは、C907,909のタンタル(交換せずそのまま使い続ける)、C912,C913MPコンデンサ(以前に外したので)の4つ。
で、部品の状態を知るために測ってみました。
見る限り容量抜け等の問題はなさげですが、交換は行います。
で、次にトランジスタ、
2SC634A(10個)と2SC926A(11個)について、怪しげなものがないか、全数測定してみました。トランジスタの特性グラフもとってみまししたが、、大きく外れる個体はなく、問題はなさそう。
トランジスタ2種類の特性グラフは次の通り。
下の「C634A」は教科書で見かける模範的な特性に対して、上の「C926A」はクセがありますね。こうのをみると、手に入らないから、と安易に汎用トランジスタに走るのは、危険ですね。以前、部品を譲って貰った方から聞いた言葉「レストアの鉄則は同じ部品を使うこと」が、フッと頭に浮かびました。
問題が無さそうであっても、全数交換です。
少なくとも、hfeを測って、数の中から交換するモノを選びます。
使われていたトランジスタの測定値が目安の一つ。
「C634A」・・・ hfe = 166~221
「C926A」・・・ hfe = 305,343~443
抵抗とダイオード(小信号)は、ラジアル実装されているし、オーディオ信号が流れることもないので、そのまま使います。
この先は、、、
・実機基板とSM回路図の定数読み合わせ
・トランジスタ選別
を済ませてから、新しい部品を載せていくことになります。
ここまで。




