アンプレストア 322日目 基板ラスト1枚(1) | murmur
さて、問題の基板です。



以前、動作チェックして、次のメニュー想定。

2)マイク/ヘッドフォンアンプ基板
 ・廃盤の集積回路(アンプ)からボソボソノイズ
 ・代替回路か、部品録りするか、どちらか、悩み中
 ・実装部品のリニューアル(カーボン→金皮など) 


上の写真に示したように、マイクとヘッドフォンの二つのアンプが実装されています。写真の水色ラインの左側がマイクアンプ(+60dB)、右側がヘッドフォンアンプとなっています。ディスクリートではなく、唯一、集積回路が使われている部分です。

マイクアンプは動作は未だ確認しておらず、ヘッドフォンアンプはボソボソとノイズが片チャンネルに発生して、終段のトランジスタを左右で入れ替えてもノイズは変化せず、その前段の集積回路が怪しい(集積回路が作られてから40年も経っている訳で・・・)と思っていたのですが・・・

問題の基板をエクステンションを噛まして、アンプ本体に装着。


以前なら、この基板に付いて回ったノイズが発生していたのですが、それが再現しない(苦笑)。集積回路を部品取りする必要も無いし、代替回路も必要が無い。このまま、実装部品のリニューアルによる改修のみで構わない状況に置かれています。

しかし、ノイズが発生していたのが収まる説明がつかない(困)。
これが自宅で使用するのであれば、気長に様子をみるのは選択肢とあるのでしょうが、このアンプは自宅から離れたリスニングルームのメインシステムに組み込むので、発生したときには持ち帰えらるハメになってしまう。

今後のことを考えると、対策を講じておくに越したことはない。ディスコンの集積回路を使用しないことを前提に改修すべきと云うことで、代替回路の方向で検討を進めることにしました。というのも、この集積回路のスペックは探しても見つからなかったのですが、回路図を眺めていて、なんとなく思いあたることあるので、何とかなるかも。

サービスマニュアルの回路図を書き直して、思い当たることが当たっているか、確認デス、

40年も前のアンプに、ミューズ降臨ってか?!