はじめて買ってもらったエレキギターでさっそく練習を開始しました。ところで、アンプはしばらくずっと買わなかった記憶があります。今思うに、アンプを使って音を鳴らすという概念が完全に欠落していたものと思われます。シンラインモデルで穴が空いていたため、アンプなしでもそれなりに音が鳴っていたというのもあったと思います。
 
記憶が定かではありませんが、最初は指で弾いていました。ピックを使うという概念がまったくなかったと思います。
最初はひたすらドレミファのメジャースケールを弾いていました。左手の4本指を使ってスケールを弾くというのはいままでほとんどやっていなくて、これが結構大変だった記憶があります。
 
その次あたりに、サンタナのブラックマジックウーマンのギターソロのコピーをいきなり試みた記憶があります。ところが、最初は耳コピが全然できずにあぜんとしました。後で考えるに、ブルース風なスケールがほとんど脳に入っていなくて、そもそもブルースペンタトニックスケールなる便利な存在も知らない状況だったのが原因と思われます。何となくコピーができるようになった段階で、おぼろげながらブルーススケールが頭に入った感じがします。