記憶が定かではありませんが、中学2〜3年頃に週一参加クラブで音楽鑑賞クラブなるものがありました。クラブ参加必修だったので、聞くだけでよいということで、怠け者の僕はこれに決めました。そこでかかったレコードは多種多様でしたが、ようは音楽担当(女性)の顧問先生の好きなレコードをかけるというのが実態でした。エルビスプレスリーの大ファンとのことで、プレスリーがかかったかもしれません(忘れました)。ビートルズも1回かかった記憶がありますが、一番多かったのがやはりクラシックでした。有名どころの代表作を順にかけるという感じでした。その影響でいつのまにか僕も有名どころの代表作のレコードを買って聞くようになりました。一番聞いていた時期は中学高学年〜高校の頃だったと思います。こずかいが限られていたので、一番安いクラシック版を買って聞いていました。その中で一番きにいったのが、ベートーベンでした。どの曲もよく練られていて、非常に完成度が高いという印象を持ちました。ピアノではドビュッシー(前奏曲集とか)を一番良く聞いていました。今振り返ってみると、やはりこれも新鮮で感動的な体験の日々だったと思います。後で非常に速いフレーズの音楽(プログレ、ジャズロック、フュージョン、ジャズ等)を沢山聞くようになったのですが、この時の経験でそうい類いの音楽に耳と頭が慣れていたのが大きかったと思います。