今日、テレビを見ていてふと思い出したんですが・・・。
私は次女なので、私の家には姉のお雛様しかありません。
小さい頃、お雛様を飾っていましたが、当然私のではありませんでした。
いつも姉に
「お前のお雛様じゃない」と言われてました。
次女だからといってなぜないのか?母に聞いた事があります。
「お雛様は2つもいらないから、お前には市松人形かあるよ」と言われました。
でも、私の記憶ではその人形が飾られているのを見た事がありません。
私は母が嘘をついていると思ってました。
本当はないのにあると言っているのだと・・・。
ある時、そのことを言いました。
すると母は、あるけど出せない状態だと言いました。
出せない状態とは・・・???
昔、近所に私と同じくらいの歳の姉妹が住んでいました。
よくうちの家に遊びに来ていたようなんですが、ある日、母が留守の時にその姉妹の姉の方が勝手に家に入ってきて、飾ってあった私の市松人形の顔中に落書きをしたそうです。
鍵をかけて出かけなかった母も悪いですが、昔で、しかものどかな田舎なのであまり鍵を閉めるという習慣がなかったんです。
その習慣による悲劇でした。
でも、いくら開いてるからといって勝手に入って人の人形の顔に落書きはないだろって思いますか・・・。
たぶん、母親の化粧している顔を見ていて人形に化粧をしたつもりなんでしょうが・・・。
その日以来、私の人形は飾られる事がなくなったそうです。
その市松人形は、小さい子どもくらいの大きさで私の従姉のお古の着物がちょうどいいくらい大きかったそうです。
近所のおもちゃ屋に同じ大きさくらいの市松人形が飾られていて、いつも母から
「あれくらいの大きさだったのにね」と聞かされ、見たこともない人形に思いをはせていました。
ある時、
「どんな人形が見てみたい」と母にいうと
「しばらく出してないからどうなってるんだろう」といいながら、子どもが入るくらいの大きさの長い箱を出してきました。
開けて見ると、真っ赤な着物を着た市松人形が横になってました。
「顔の落書き、だいぶ薄くなってるね。」
と母が人形を出そうとすると、長い間ずっと箱に入れっぱなしだったので腕や足がバラバラになってしまっていました。
結局、飾ることができずまた箱に入れられました。
そして、また月日が経ち実家を建て替えるという話になり、家の荷物を整理している時、その人形も出てきました。
母は、
「この人形もう飾れないし、もう捨てようか・・ちょうどゴミ燃やしてるし、一緒に燃やそう」
と言い出しました。
もちろん私は拒否しました。
今まで飾られてなかった上にゴミと一緒に燃やすなんて、祟られる~と言いました。
でも、母は私の意見も聞かず燃やしてしまいました。
結局私がその人形を見たのは、2回だけ。
私の人形だったはずなのに・・・。
すごく悲しかったのですが、人形の方がもっとかわいそうです。
なぜ、私がこんなことを急に思い出したかと言いますと、私が結婚できないのはなぜかと考えたとき、ふとあの人形を思い出したのです。
あの子は、きっと成仏できてないんだろうなって思います。
ちなみに、その人形に落書きをした張本人ですが、20歳過ぎで早々と結婚しました。
・・・・でも、でも・・結婚してもう10年をとうに過ぎているのにも関わらず未だ子どもはいません。
やっぱり祟り?
私だって被害者なのに・・・o(TωT )
あの時、やっぱりもうちょっと燃やすという母を止めておけばよかったです。