ついにiOS 14.3がリリースされた。
12Proシリーズ向けのProRAWやApple Fitness+などの新機能が追加されたが、個人的に一番嬉しかったがショートカットアプリの進化だ。
↑Apple純正のショートカットアプリ
ダウンロードはこちらから↓
iOS 14.2までの場合、ショートカットアプリ経由でアプリを立ち上げると、本来のアプリが立ち上がる直前にショートカットアプリが立ち上がるという、非常に煩わしい仕様だった。
↑iOS 14.3
それがiOS 14.3ではバナー形式に変更されたことで、カスタムアイコンもストレスなく起動することが出来るようになった。
↑私のホーム画面
とうことで今回は、統一感のあるアイコンをお金をかけずに作る方法を解説していく。
手順は3STEP、使用するアプリは2つ。
冒頭で紹介した「ショートカット」と、「アイビスペイントX」という無料でも使えるお絵描きアプリだ。
↑アイビスペイントX
ダウンロードはこちらから↓
では早速。
アプリアイコンを取得する
今回は本家アプリアイコンの色を変更していくので、まずはアイコン画像取得用のショートカットを作っていく。
App Storeでスクショしてトリミングでも良いが、画質が荒くなってしまうのであまりお勧めしない。
上の画像と同じように作成すればOK。「アイコン取得用」みたいに名前をつけると分かりやすいかも。
このショートカットを立ち上げるとまずバナー形式で検索欄が出てくる。
今回は音楽アプリで個人的に愛用しているSpotifyのアイコン画像を取得していく。
完了を押すと↓の画像のように最大25個の画像を検索してきてくれるようになっている。
メジャーなアプリだと、基本的に1番目に出てくるだろう。
共有ボタンを押して「画像を保存」を押すことで、写真アプリに保存できる。
これでアプリアイコン取得は完了だ。
色を変更する
次にアプリアイコンの色を変更していく。
まずはアイビスペイントを立ち上げて、マイギャラリーを選択。
すると↓のような画面になるので、+ボタンを選択。
新規キャンパスの一番上、写真読み込みを選択。
先ほど取得したSpotifyのアイコン画像を選択。
すると「線画抽出」という表示が出てくるが、これは複雑なデザインのアプリアイコンを読み込んだときに役立つ。
Spotifyはシンプルなアイコンだが、今回は一応使ってみるとこんな感じ。
後々のことを考えて、白黒に調節してみた。
続いて統一したい色を作成する。ベージュっぽい感じにしてみよう。
ほかのアプリアイコンでも同じ色を使うために、ドラッグ&ドロップをしてパレットに追加しておく。
そして塗りつぶしツールを選択。
黒くなっているところをベージュに染めていく。
右下の「すき間認識」はオフで。
曲線部は少し滲んだ感じになってしまうこともあるが、最終的にはアイコンサイズに縮小されるのできにしない。
ここまで出来たらPNG保存を押して写真アプリに保存する。
さて、もうひと踏ん張り。
ホーム画面に追加する
もう一度ショートカットアプリに戻り、アプリが立ち上がるだけのシンプルなショートカットを作成する。
たったこれだけのシンプル構成。
続いて、「新規ショートカット」の右にある・・・マークを選択。
ショートカット名は分かりやすく「Spotify」としたが、これはショートカットアプリ内での識別用だ。
今回最も重要なのはその下の「ホーム画面に追加」だ。
黄緑の座布団が2枚重なったようなイラストを選択すると、写真アプリやファイルアプリから画像が選択できるようになる。
ここで、先程作成したベージュのSpotifyを選択するとこんな感じ。
ここの「ショートカット名」は、このアイコンをホーム画面に追加したときに下に表示される文字だ。
空白のまま追加することも可能なので、ミニマルなホーム画面を目指したい方は是非。
以上が、アプリアイコンの作成から変更までの流れだ。
まとめ
ここまで見ていただいた方なら分かるかと思うが、かなり時間のかかる作業になってくる。
ホーム画面に追加するで紹介した工程はどうしても必要になってくるが、アプリアイコンを作成するのが面倒だという方は下記のような有料サービスを活用するのもありだと思う。
何が言いたいかというと、時間をお金に換算したとして、自分にとってより合理的な選択をしてほしいということだ。