それはまるで恋心のような

終わらせたのはあたしからだった。

でも向こうだって分かってくれた。

だからあたしもそうだよな、と思ったことは事実なんだ。

でもこの胸の中に残るもやもやは何なんだろう。

終わらせたはずなのになんで未練がましく思ってるんだろう。


駄目だやっぱり好きなんだ。

あの会社が。
というか総務部のあの人が。


月曜日になったらまた電話してみよう。

諦めるのはまだ早い。