【読書日記】『他助論』(清水克衛) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

『他助論』(清水克衛)。

 

「他助こそ自助論である」。

 
本文(178頁)の本書は、PICKのリンクにあげた著書の新装版。
生前、いろいろな機会に薫陶を受けた『読書のすすめ』の故・清水克衛氏の考え方をしたためた一冊。
古典に題材を求めて、その古典に散りばめた言葉たちを抜き出し、人生のヒントを論じた一冊。
 
目次をまず記しておきます。
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新装版発刊ごあいさつ・・・斉藤和則
はじめに
1・今までの時代を築いた「自助の精神」
2・これからの時代を拓く「他助の精神」
3・歴史から学ぶ他助の本質
4・他助は生きるための本能
5・実践!他助論
新装版あとがき
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気になった部分を抜き書きしておきたい。
 
5・実践!他助論
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「目の前の人に灯をともす」
 
先生(吉田晋彩)は私たちが座ると、戦前がからあるというというロウソクを一本、真ん中に立てて、ポッと灯をともされました。
灯は薄暗い茶室の中で上に向かい、勢いよくよく伸びています。
みんなでじいっとその灯を見ていると、晋彩先生は私の隣の兎さんを見て、静かにこんな話をされました。
「灯は瞬間、瞬間を燃えている・・・・・・、だから上に向かって炎が上がります。
人間も同じです。
瞬間、瞬間を、人の心に灯をともすために生きていると、上に向かう大きな炎になっていくんです。
すると、あるときから、人が自分を上げてくださるようになります。
そうすると、その炎はさらに上へと伸び、より大きく明るくなって、まわりを照らすようになるんです。
瞬間、瞬間が大事です。
瞬間、瞬間、人の心に灯をともして生きましょう」
 

(P132)

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(2026.8.2読了)