『他助論』(清水克衛)。
「他助こそ自助論である」。
本文(178頁)の本書は、PICKのリンクにあげた著書の新装版。
生前、いろいろな機会に薫陶を受けた『読書のすすめ』の故・清水克衛氏の考え方をしたためた一冊。
古典に題材を求めて、その古典に散りばめた言葉たちを抜き出し、人生のヒントを論じた一冊。
目次をまず記しておきます。
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新装版発刊ごあいさつ・・・斉藤和則
はじめに
1・今までの時代を築いた「自助の精神」
2・これからの時代を拓く「他助の精神」
3・歴史から学ぶ他助の本質
4・他助は生きるための本能
5・実践!他助論
新装版あとがき
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気になった部分を抜き書きしておきたい。
4・他助は生きるための本能
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「赤ちゃんの笑顔は万国共通」
人間の赤ちゃんがまったく自らの身を守る能力を持っていないかといえば、そうではありません。
赤ちゃんはみな、生まれながらにして自らの身を守るための最強の能力を身につけています。
それは、”笑顔”です。
赤ちゃんの笑顔は親のみならず、他人までも惹きつけます。
そしてその未熟な命を守り、育てたいと思わせるのです。
この、赤ちゃんが笑うという能力は後天的に親から学び、身につけたものではありません。
先天的に誰もが身につけて生まれてきます。
そしてこの赤ちゃんの笑顔は万国共通です。
国が違って、話す言葉が違って、信じるものや肌の色が変わっても、赤ちゃんの笑顔を見てかわいいと感じる心には、一切変わるところがありません。
(P96・97)
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