『千年たっても変わらない人間の本質』(山口仲美)。
「日本古典に学ぶ知恵と勇気」。
本文(190頁)の本書は、久々に面白そうなタイトルの本だなあと感じて、注文した一冊。
テーマが古典に題材をとっているというのもあります。
東京の本屋「読書のすすめ」のHPの図書リストから見つけた一冊。
決め手となったのは、本書の紹介文にあった「中庸」というキーワード。
右でもなく左でもなく、中庸に身を置いて、世の中を眺めてみる必要性を昨今の情勢なども含めて、感じていたこともあり、注文したもの。
人間の性というものは、何年たっても変わらないなあ、ということから古典文学への導入を図ろうとする一冊。
章立てが特にないので、目次は割愛します。
気になったところを抜き書きしていきたいと思います。
あとがき
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「平安時代に焦点をあわせたのは」
平安時代は、日本人がひらがな・カタカナを作り出し、話し言葉を自由に文章に写せる術を手に入れた時代です。
それまでは、文章を書きたくても漢字しかない。
漢字は、中国の文字ですから、日本独自のものを表現するには、限界があります。
いきいきした話し言葉は、絶対に写せない。
だから、漢字で書くよりも、語り伝えた方がよほど臨場感あふれるものになっていった。
(P309)
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