【読書日記】『腎臓Lover』(黒田充代) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

『腎臓Lover』(黒田充代)。


「まだ眠っている世界線」。

 
 
本文(127頁)の本書は、東京の本屋「読書のすすめ」のHPの図書リストから見つけた一冊。
決め手となったのは、本書の紹介文にあった「中庸」というキーワード。
右でもなく左でもなく、中庸に身を置いて、世の中を眺めてみる必要性を昨今の情勢なども含めて、感じていたこともあり、注文したもの。
 
目次をリストすると、それだけで冗長になるきらいがあるので、本書については目次は割愛します。
まずは、「はじめに」にある一文から、気になったところを少しずつ、記していきたいと思います。
 
まる
ーーーーーーーーー
「まるという子犬」
 
まるとは子犬の名前で、人生いろんな想いをしたとしても最後はまるくなれたらいいなぁという柔らかさを込めて名前を付けた。
まると暮らすようになって私の食欲が断然増した気がする。
ビスケットのような香ばしいバターの匂いがするから、すぐにお腹がすいてくるのだ。
<中略>
腎臓病の予防が犬の世界も犬の世界もいまは当たり前になってきているって、まるを飼って初めて知った。
犬から隠れてコソコソ背中を丸めてお菓子やおつまみを食べる自分の姿が妙に可笑しくて面白い。
コソコソ食べるときって急いでしまう。
あ~よく噛んで食べないと私だって腎臓に悪いじゃないか。
いや、そもそもコソコソすることなんてない話で堂々と食べればいいのだ。
 
(P93・94)
ーーーーーーーーーーーー

(2026・2・19)

 

 

読了)