【読書日記】『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界2』(川畑 智) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界2』(川畑 智)

 

「認知症の人への誤解を解く」。

 

 
本文(182頁)の本書は、『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』の続編で、マンガを織り交ぜて、認知症の方々の行動を分析されている、認知を考える一冊として、前著に続き、購入した一冊。
また、遠藤英俊氏が監修(認知症ケアの第一人者)が監修されているのもある。
 
目次をまず記しておきます。
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監修者まえがき・・・遠藤英俊
プロローグ「コロナ禍で認知症の人の世界はどう変わったか?」
1・認知症の不可解な「あるある」の裏にある心理を探ってみよう
2・コロナ禍の経験から学ぶ コロナ禍の「認知症の困った」実例集
3・認知症の人が見ている世界をひも解けばうまくいく!介護の成功ケース10
エピローグ・・・「認知症の人を支える地域・熊本県五木村」
あとがき
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気になった部分を抜き書きしておきたい。
 
3・認知症の人が見ている世界をひも解けばうまくいく!介護の成功ケース10
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「私たちが思う以上に、「迷惑をかけた」「困った」という感情は強く残っています」

 

トイレの失敗は、介護する人への負担も大きいですが、ご本人にとっても自尊心が深く傷つくことです。

「トイレのことで迷惑をかけない」と思うのはごく自然なことで、その意識は私たちが思う何倍も強いと考えたほうがいいでしょう。

<中略>

認知症の人も同じです。

周囲の人に合わせて環境に適応しようと、脳の衰えた状態でどうにか、懸命に努力します。

「迷惑をかけまい」とする意識がしっかりしているからこそ、周囲から見たら不可解な行動として映ってしまったといえるでしょう。

こうしたときは、周囲の介護者が「何があっても大丈夫」という環境を作ることが大切です。

 

(P124・125)
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