【読書日記】『永遠の武士道』(多久喜郎) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

『永遠の武士道』(多久喜郎)。


「語り伝えたい日本人の生き方」。

 

 
本文(317頁)の本書は、「読書のすすめ」さんのHPで案内されていたのが目に留まったもの。
 
まず、本書の目次から。
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国難を克服した「武」の伝統
1・武士道古典の言葉
2・幕末激動期の武士道
3・明治の武士道
4・大東亜戦争と武士道
あとがき
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3・「明治の武士道」
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「神道・儒教・仏教、これら三つの道を融合した「道念」を武士道という
 
我が邦人に、一種微妙の道念あり。神道にあらず、儒道にあらず、仏道にもあらず、神。儒。仏。三道融和の道念にして、中古以降専ら武門に於て、其著しきを見る。鉄太郎之を名付けて武士道と云ふ。
                        山岡鉄舟「武士道」万延元年三月二十日・二十五歳
 
今日でも、日本人は違和感なく神社と仏閣とを参拝し、神様と仏様に手を合わせている。
更には、日本人の道徳や生き方を導く格言や諺には、儒教を中心とするシナ古典や仏典の名言が多数含まれ、私達の精神生活の導きの栞となっている。
戦後七十一年の精神的空白の中で日本人は再び「武士道」に注目し始めている。
それは、山岡鉄舟が言う様に、日本人独特の「道念」が為せる薬であり、神儒仏融合の中で育まれた精神的な高貴さが求められているからに他ならない。
 
(P178・179)
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