『読めば分かるは当たり前?ー読解力の認知心理学ー』(犬塚美輪)。
「読解力の地図」。
本文(250頁)は、SNS等で記事を書いたり、大学の通信課程の課題リポートを書く時、「読めばわかるやろ」的な発想にガツンと拳を下ろしてくれた一冊。
タイトルに惹かれて拝読したもの。
金沢での勉強会への往復時間などを利用して、読了したもの。
まず、目次をあげておきます。
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1・三つの読解
2・読んで理解するための心の「道具」
3・文字を読むのは簡単か
4・単語を知っているということーボキャブラリー
5・文の意味を読み解く
6・文章全体を把握する
7・表象構築のために何ができるか
8・心を動かす読解
9・状況モデルの批判とアップデート
10・おわりにー読解力の地図を描けたか
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十分咀嚼しているかといえば、心もとないところもありますし、読了してからかなりの時間も経過しているので、気になったところをいくつか拾って書き記しておきたいと思います。
4・「単語を知っているということ―ボキャブラリー」より。
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「語彙と読解」
読解の第一の目的地は表象構築ですが、この目的地にたどり着くためには、読み手がその文章で用いられることばの意味にアクセスすることが必要だということがわかりますね。
つまり、読み手自身に豊富な語彙の知識があることが読解の成功に結びつくということを示していると言えます。
(P101・102)
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