『自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと』(若松英輔)。
「名著には生きるため仕事をするための知恵がつまっている」。
本書(本文179頁)は、先日、「読書すすめ」さんに注文していた一冊。
母校の通信課程の科目習得試験を終え(おかげさまで受験した4科目合格、単位認定)、7月のSメディアスクーリングを超局地的雨でアクシデントがあったものの通信教育部のある職員の方のヒントで乗り切り、8月の夏期スクーリングまでの事前学修と並行して、積読状態にあった本を読もうと企図して、拝読した一冊。
気になった言葉を抜き書きしていきたいと思います。
言葉は新聞連載された言葉から、27編を選んだもの。
今回は、15「ショーペンハウアーの読書論」から。
ーーーーーーーーーーーー
「思考の力から思索のちからへ」
「読書は、他人にものを考えてもらうことである」と書いたあと彼はこう続けている。
本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるにすぎない。
習字の練習をする生徒が、先生の鉛筆書きの線をペンでたどるようなものである。
だから読書の際には、ものが考える苦労はほとんどない。
自分で思索する仕事をやめて読書に移る時、ほっとした気持ちになるのも、そのためである。
(P96)
ーーーーーーーーーーーー
(2024・7・26読了)

