【読書日記】『悩みを笑い飛ばす力』（枡野俊明）。
「一休さんの禅的思考」。
本書（本文２０７頁）は、「読書のすすめ」さんのおすすめの一冊として拝読した一冊。
まず、本書の構成をリストしておきたいと思います。
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はじめに
１・心配するな、大丈夫、なんとかなる
２・今この瞬間を生き切る
３・あるがままの自分を受け入れる
４・悩み苦しむからこそ人間なんだ
５・あえて魔界に分け入る生き方もある
６・死ぬときはポックリ逝こう
おわりに
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本書の中で気になった部分を順次取り上げていきたいと思います。
今回は、５・「あえて魔界へ分け入る生き方もある」から。
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「女性を讃えよう」
女をば法の御蔵と言うぞ実に
釈迦も達磨も出づる玉門 『一休諸国物語』
「女性は仏の教えを納めた蔵というではないか。釈迦も達磨大師も女性の陰門から出てくるのだから」
お釈迦様も達磨さんも、産んでくれた女性がいるからこの世に現れることができた。
だから裸の女に向かって参拝したのだ、と一休和尚は言っています。
＜中略＞
「釈迦も達磨も出づる玉門」とあるのは、女性が産んでくれたから私もこの仏法に接することができたし、禅に接することができたんだという感謝の気持ちの表明です。
（P１６４・１６５）
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（２０２４・４・５読了）
