【読書日記】『田中角栄名言集』(小林吉弥) | 「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

【読書日記】『田中角栄名言集』(小林吉弥)。

 
「仕事と人生の極意」。
 

 

本書(本文249頁)は数多ある名言集で、かつ類書が多く刊行されている田名角栄氏の名言集を探す中で、いろいろな個人的な事情の中で、これだ、と決めて拝読した一冊。

隣の県である新潟県選出の代議士。

その影響力などを考えると、一度は触れておきたかったというのが、動機としてあります。

小林吉弥氏が著されてものであるから、まあそれほど間違いはないであろうというのもありました。

 

就寝前の時間を使いながら、読み進めた一冊。

 

まず、本書の構成を示しておきたいと思います。

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「人間力」が問われる時代が来る

1・なぜ、人は動くのか<「壮絶「気配り」編>

2・人に好かれる極意<目指せ「人間学博士」編>

3・リーダーシップの磨き方<「発想の転換」編>

4・部下を育てる<「人材育成」鉄則編>

5・田中角栄もビックリ!圧巻の「処世名人」列伝

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本書の中から、気になったところなどを中心に抜き書きしておきたいと思います。

 

今回は5・「田中角栄もビックリ!圧巻の「処世名人」列伝」から。

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「二人、三人の上役をごまかせない奴が一人前になれるか。ただし下はよく見ている。ごまかせないと知れ」(後藤田正晴)

 

「下三日にして上を知り、上三年にして下を知る」という俚諺もある。

上の者は三年かからないと下で働く者のことが分からないが、下の者はたった三日で上に立つ者の能力、人間性をすべて見抜いてしまう。

ごまかしは利かないぞという意味である。

 

(P206~208)

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(2024・2・16読了)

 

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