【読書日記】『田中角栄名言集』（小林吉弥）。
「仕事と人生の極意」。
本書（本文２４９頁）は数多ある名言集で、かつ類書が多く刊行されている田名角栄氏の名言集を探す中で、いろいろな個人的な事情の中で、これだ、と決めて拝読した一冊。
隣の県である新潟県選出の代議士。
その影響力などを考えると、一度は触れておきたかったというのが、動機としてあります。
小林吉弥氏が著されてものであるから、まあそれほど間違いはないであろうというのもありました。
就寝前の時間を使いながら、読み進めた一冊。
まず、本書の構成を示しておきたいと思います。
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「人間力」が問われる時代が来る
１・なぜ、人は動くのか＜「壮絶「気配り」編＞
２・人に好かれる極意＜目指せ「人間学博士」編＞
３・リーダーシップの磨き方＜「発想の転換」編＞
４・部下を育てる＜「人材育成」鉄則編＞
５・田中角栄もビックリ！圧巻の「処世名人」列伝
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本書の中から、気になったところなどを中心に抜き書きしておきたいと思います。
今回は３・「リーダーシップの磨き方」から。
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「「主張４割・聞く耳６割」の姿勢でいけ」
「野党の言い分には、譲るべきは譲って６割は聞く。自民党の主張は、４割にとどめた。これがワシの野党対策、国会対策だ。大事なことは、絶対に譲れぬところは必ずこちらの落としどころに落とすということだ。損して得とれ、ということだ」
（Ｐ１４７・１４８）
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（２０２４・２・１６読了）
