『千年たっても変わらない人間の本質』(山口仲美)。
「日本古典に学ぶ知恵と勇気」。
本文(190頁)の本書は、久々に面白そうなタイトルの本だなあと感じて、注文した一冊。
テーマが古典に題材をとっているというのもあります。
東京の本屋「読書のすすめ」のHPの図書リストから見つけた一冊。
決め手となったのは、本書の紹介文にあった「中庸」というキーワード。
右でもなく左でもなく、中庸に身を置いて、世の中を眺めてみる必要性を昨今の情勢なども含めて、感じていたこともあり、注文したもの。
人間の性というものは、何年たっても変わらないなあ、ということから古典文学への導入を図ろうとする一冊。
章立てが特にないので、目次は割愛します。
気になったところを抜き書きしていきたいと思います。
リーダーは部下を奮いたたせるー『今昔物語集』(5)
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「現代にも通用するリーダーの条件」
①は、「部下を見捨てて、自分だけ逃げるようなことをしない」。
②は、「自分の失敗を認め、部下に信頼感や親近感を与える」。
③は、「部下の意見を聞き、部下に自分の力を自覚させる」。
④は、「リーダーの決断と見通しを述べる」。
⑤は、「部下たちの自己決定感を尊重する」。
どの項目も、すぐに着手できるものばかりですね。
特に、②を早々に実行すると、部下に慕われるリーダーになること、請け合いです。
皆に、敬愛されるリーダーになるのは、そんな難しいことではなく、こうした条件を実行に移せば、誰でもなれるのです。
『今昔物語集』の話から、こんなふうにリーダーになる方法が学べるなんて、予想もしなかったと思います。
(P305・306)
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