「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

「そば屋さのあんちゃん、息災け?」

稀有な病気をはじめ、人のあまり経験しないことを経験しました。
そんなことを織り込みながら、日ごろの読書を中心に綴っていければと思います。

『すべての疲労は脳が原因』(梶本修身)


「疲労のメカニズム」

病気をいただき、神経内科を受診していることもあり、「脳科学」などには関心があります。
そうした関心が手にとらせたのかもしれません。

以前からもしかすると、であった「脳の疲れ」と「からだの疲れ」が結び付いていることをエビデンスをもとに解説しています。

新書で190頁というのは概略を知りたい方には、お手頃かもしれませんね。

疲労の原因物質や、日常の疲労がイビキを原因とするというのは、人によっては衝撃的かも。

私は「疲労」というと、乳酸、活性酸素、睡眠が思い浮かびました。
まさか、脳とは、という方も意外といらっしゃるかも、と感じました。

長距離選手などによく見かける、サングラス着用。
これも紫外線による疲労を抑える効果がある、ということを本書で知りました。
偶然かもしれませんが、私の母は農作業のおりにはサングラスを着用しています。
無意識のうちに、知っていたのかな、と思いました。

生活改善、例えば、「ゆらぎ」のある生活やワーキングメモリを鍛えることで、脳疲労を軽減したりできる事例も紹介されていました。

ワーキングメモリの強化策を3つ、本書よりリストし、まとめにかえたいと思います。
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1、ものごとを多面的にみる習慣をつける。

2、多くの人と会話をしてコミュニケーションを交わす。
3、世の中のいろいろな事象に興味を持ち、多趣味になること。

(P186〜188)
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(2016・7・23読了)