♡こんにちは、もっちです♡
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好きなアラサーです♪
1歳の息子と出張多めの夫と
フランスで暮らしています♪
良かったら仲良くしてください♡
卒業しました♡
先日、9月から通っていた政府指定のフランス語学学校を卒業しました。
卒業の感想を書いていきます♡
条件は様々ですが、私は一番下のレベルの200時間のコースでした。
※フランスに来た際面接と試験があり、パスできればこちらの学校は免除となります。
※もしくはフランス語力を証明できる書類を示すことができればOKだと思います。
学校には600時間、400時間、200時間、100時間の人がいました。
その中でも私は200時間のコースでした。
100時間の授業を受けた後、テストがあります。
そのテストに受かったので、本来受ける時間を短縮して卒業することができました
これまで接点がなかった人たちとの出会い
私が通っていた学校はパリの郊外でしたが、受講者はアフガニスタンの人が半分、アフリカから来た人が半分。
アジア人は1割もおらず、日本人は私以外いないようでした。
毎日学校に来ている人もいますが、私のように月曜日だけきている人もいました。
受講者は基本的にみんな優しくてフレンドリーで良い人たちなのですが、文化が異なる人たちが約30人、ひとつの教室で7時間過ごすことは私にとって初めての経験で、慣れないことも多く、精神的に消耗しました
フランスに来た理由、フランスでの暮らし方、フランスに来る前での生活、文化、生き方、関わる人、全く同じ人なんて同じく日本から来ていてもいないと思うのですが、本当に本当に、全然違うのです。
アフガニスタンという国で生まれ、国籍を持ち、子供を持ち、生きていくためにフランスに来ることを選んだ人たち。
日本人として外から見ていただけですが、彼らは同じアフガニスタン人の結束がものすごく強いように見えました。
ソマリアやマリで生まれ育った人たち。
向上心があって、礼儀正しく、カンニングなど正しくないことを嫌うまっすぐな性格の人が多かったです。
母親や家族を何よりも大切にする。友達を大切にする気持ちがとても強いように見えました。
日本人としての私
アジア人、日本から来た私は、みんなにとても優しくされました。
日本から来たと言うと、先生や生徒たちは「日本知ってるよ!すごい!」と言ってくれました。
日本の学校で学んでいた時と同じように、静かに教室に座っているだけで、先生の話を頷いて聞いているだけで、真面目な態度が評価されました。
宿題をやって来ただけで、みんなの前で堂々と先生に褒められました。
フランス語ができなくても、字を書けるだけで先生や生徒からすごいと言われ、「先生」と呼ばれました。
手ぶらで来ている人もいる中、日本の消しゴムやペンを持っているだけで、「そのペンは綺麗だね!」と褒められました。
日本では当たり前だったこと。
日本では当たり前に受けていた教育や環境。
同じ地球上に、同じ時間に生まれても、国や地域が違うとこんなにも違う。
私が受けてきた教育、生まれ育った環境は、決して当たり前なんかじゃない、と実感しました。
奥さんが3人もいて、それぞれの間に子供がいる人。
フランス語が全く話せないまま30年間フランスに住んでいる人。
自分の国でアスリートとして活躍していて、今はフランスで軍隊に入っている人。
同性愛を許さない、同性愛を信じていない人。
宗教も、文化も、全く異なる人たちと過ごす時間はあまりにもストレスが大きすぎて、早く卒業することを願っていましたが、ものすごく貴重で、私の人生に大きな影響を与えた時間だったように思います。
願わくば、OFIIで出会った人たちが、フランスで、またはフランス以外でも、それぞれが幸せな生活を送ることができますように。
そう願わずにはいられません。