試験って残酷だなあと思ったことがありました。
 
試験Ⅰの後、お昼休みが結構長いので、
キャンパスの外でお弁当を食べることにしたのです。
 
ベンチの隣にほかの受験者の方がいたので、
「受験者の方ですか?」とこちらから声を掛けて、
少しだけお話ししました。
 
その方は、日本語を学んでいる友達がベトナムに
居ることをきっかけに日本語教育に興味を持ったのだそうです。
 
試験Ⅰが終わってほっとしたものの、
私は試験Ⅱがとっても苦手だったので
思わずため息をついて、
「試験Ⅱいやだなあ~」と言ってしまいました。
 
すると、その方は
「試験Ⅱってどんな問題が出るんですか?」と仰いました。
まったく問題を見たことがないそうです。
 
私は正直、かなり驚いてしまいました。
テキストや問題集、過去問などで、みんな何かしら問題に
触れて受験していると思ったからです。
 
また、その方は日本語教師をしているわけではなく、
未経験での受験だそうです。
 
検定のことを少し調べると、合格率は3割を下り
2回以上受験している方も多いことがわかります。
受験料は1万円と、私は高額に感じています。
 
そんな試験を、問題を一度も見たことがない方が受験している。
もちろん色んな方がいて当たり前なのですが、
かなり驚いたのは事実です。
 
その方とはしばらくお話をしていて、お昼が終わる前に別れましたが、
二人で話した後に少し考えてしまったのです。
 
まったく勉強しなくても、
たくさん勉強しても、
不合格は不合格
なのだと。
 
 
まったく勉強していないがゆえに、合格までほど遠い点数での不合格。
たくさん勉強して、合格まであと数点、かなり惜しい不合格。
これらは同じ「不合格」というくくりになってしまうということ。
これはかなりつらいことだなと思いました。
 
 
私は落ちた気満々だったので、
試験が終わった後、このことを夫に話しました。
 
すると夫は、
「努力しても受からない人もいるけど、
努力しないで受からない人はいないんじゃない?」と。
 
うん、そうだよね…
受かる人は、きっと努力をしているはず。
 
結果はわからないけれど、必要な努力だったんだよね。
 
結果を知るのが怖い…