昨日、お墓参りに、親せきのおばさんと従姉(いとこ)と主人と
一緒に行ってきました。
お墓は、札幌近郊の小さな町にあり、従姉と会うのもひさしぶりです。
ショックだったのは、うちの車に従姉が乗った時、
従姉が、置いてある杖を見て、
「momoちゃん、杖使ってるの?」といきなり言ったことです。
昨年の墓参りにも一緒に行ったとき、杖を使っているのを見ているはずなのに
突然、「そんな若いのに」というニュアンスを込めて、
杖なんてと突然言われたのは、やっぱり、ちょっとショックでした。
親せきですから、別にうらむ気持ちは毛頭ないですけど、
思いやりがないなあという気持ちが心をかすめたのも事実です。
杖を使うって、そんなに悪い事ですか?
不自由な体で一生懸命生きているのになあ。
この従姉は、結構物をはっきり言うタイプで、きついところがあります。
昨日も、「momoちゃん、遠慮しないで、言いたいこと言わなきゃだめよ。
がまんしてたら、ストレス溜まるばっかりだよ。もっと、おおらかに
生きていかないと」と、さんざん、はっぱをかけられました。
私は、確かにうじうじしていて、いつも、言いたい事言えずに我慢して
いるタイプです。
傷つきやすく、いじめにも合う方で、
勤めている時にはしょっちゅう、年下の子にまでいびられていました。
でも、年上の人には、認めてもらい、いつもかわいがって貰っています。
それで、救われているのですが(笑)
今回も、その従姉のお母さんとは、今年92歳になるのですが
話が、盛り上がりました。昨日は、息子に買ってもらった花柄の
リュックサックを背負っていったのですが、
その叔母は、「momoちゃん、かわいいリュックだね」と
何度もほめてくれました。
私は、○○(息子の名)が、初月給でプレゼントしてくれたんだよ」
と,うれしくて,ちょっと自慢したりしました。
しかし、何と、例の従姉は、「かわいいね」など、一言も言っては
くれませんでした。
普通、4人しかいないのに、自分の母親が何度もほめているのに、
同調しますよね。
ほんとにかわいいリュックで、いろんな人にほめられているんですよ。
うちの従姉、悔しかったのかもしれない。
従姉はバツイチで、今は自分の母親と二人暮らしです。
夫も子供もいません。
イヤな言い方ですが。もしかしたら、私の事が
うらやましかったのでしょうか。
人間関係って難しいですね。
従姉は、私の便失禁その他、たくさんの苦しみも知らないから、
私は、杖は持っているけど、「幸せな普通の奥さん」にみえたのでしょうか。
彼女には、想像もつかないようなすさまじい人生を、
やっとの思いで生きている私なのになあ。
色々、従弟の事、書いちゃったけど、私にとっては大切な肉親、
優しいところもいっぱいあるお姉さんです。
従姉のお母さん、つまり私にとっての叔母は、92歳なのに、
信じられないほどに元気で、どこも悪いところはありません。
これからもますます長生きして、従姉と一緒に幸せに暮らしてほしいです。