昨日の午前中は良い天気だったので、
夫と一緒に、美術館を2つまわりました。
まず、「本郷新記念札幌彫刻美術館」
札幌の小高い丘の高級住宅街にある小さな彫刻美術館。
芸術に触れたのは、実に久しぶりです。
1月に、ひどいギックリ腰を起こしてから、
思うように動けなくなってしまった私。
人生が、大きく変わってしまった。
美術館めぐりが大好きな私が、家に引きこもりに近い生活になってしまって10ヶ月。
久々に味わった文化の香りです。
杖を突きながら、美術館の中をめぐりました。
素晴らしかった。記念に絵ハガキを買いました。
そのあと、近くにある「奥井 理ギャラリー」へ。
画家を目指しながら、予備校に通っていた19歳の日に
交通事故で、若い命を絶たれた奥井君。
お父さんお母さんが、遺作を展示するギャラリーを開いてらっしゃいます。
若い感性があふれ、将来を期待されていた奥井君の絵の数々。
とても良かったです。
お母さんとお話もできました。
とても優しい息子さんで、スケッチ旅行の集合時間に
遅れた友人を、自転車で迎えに行く途中に、交通事故にあってしまったのだとか。
ご両親は、彼の青春の証を残したくて、こうして、ギャラリーを開き、
本も出してらっしゃいます。
ここでも、記念に、絵ハガキを買って来ました。
昨日は、いっぱい、芸術に触れることが出来、
素晴らしい時間を送ることが出来ました。
不自由な体になってしまったけれど、
このように、出来る範囲で、楽しい時間も持ちたいと思います。