先週から、顔の右側がものすごく痛い。
薬を飲んでいても痛い。
この痛みは、頭部にある脳腫瘍からきている。
脳腫瘍といっても、良性なので命に別状はない。
ただ、大きくなってきているので、顔面神経を圧迫して痛みがでているのだ。
いつか、開頭手術をうけなければならない。
それでもって、今日、教会の礼拝に出席してきたときの事だ。
牧師先生の息子さんに、皆の前で
momoちゃんを見ていると、
頭に爆弾を抱えて、常に痛みと不安と隣り合わせにいて大変だ。
そんな不安のない当たり前の日常がおくれる自分の毎日に
感謝することを忘れてはいけないと思うと言われた。
なんていう言い方をするのだろうか。
私は、とてもかわいそうな人で、
俺は、そんな病気でなくて良かったよと言わんばかりだった。
ショックだったよ。
それでも、あんたは、牧師の息子か?
それでも、あんたはクリスチャンのはしくれなのか?
他人と比べて、自分より不幸な人を見ると安心するというのだろうか?
その息子さんは、還暦近くて独身だ。
これから、老後、一人でどうやって生きていくのか?さびしくはないのか?
私には、優しい夫と息子がいてくれる。
私から見たら、あなただって、十分かわいそうだよって言ってやりたかった。
人と比べて、自分より不幸な人を見ると安心する。
そんなあさましい考え方をして、人に接したくない。
人は皆それぞれ幸せ、不幸せを色々抱えて生きている。
他人と比べるなんてするもんじゃない。
皆、必死に生きているんだよ。
「生きていてくれさえいたらいいから」夫はそう言って、
調子の悪い私に代わって、家事一切を引き受けてくれている。
息子も、いい子に育った。少ないけれど、良い友達もいてくれる。
私にだって、大事にしてる宝物がいっぱいあるんだ!
傷つけるのはもうやめてください。