みなさん、こんにちは!ミキ父さんです!
今でこそ飲食の仕事や大人のマナーも一通り分かってきた僕ですが、若い頃はそりゃあもう、数々の初々しい(恥ずかしい)失敗をしてきました。
今回は、僕が昔、浜松町に住んでいた頃の忘れられないお話。
当時、僕は21歳の板前見習い。
そして、その隣にいたのは、現在の愛妻であるリサ(当時18歳)。
そんな初々しい2人が、人生で初めて「串揚げ専門店」に突撃したときの大パニック劇をお届けします。
お通しから漂う、ただならぬ「高級感」
ある日、僕とリサは浜松町にある「島津」という串揚げ屋さんの門を叩きました。
暖簾をくぐると、そこは洗練された高級感あふれる内装。
「お、ちょっと背伸びしすぎたか…?」と内心ドキドキしながらも、カウンター席へ。
まず運ばれてきたお通しは、マグロの山掛け。
「うわ、お通しからめちゃくちゃ美味い…!」
さすが板前見習いの僕、美味いものは分かります。
ここまでは大満足、最高のディナーが始まる予感しかしていませんでした。
止まらない串揚げ!始まる脳内会議!
マグロの山掛けを堪能し終えると、いよいよ主役の串揚げが登場。
サクサクの衣をまとった揚げたての串が、1本、また1本と目の前に差し出されます。
「美味い!美味すぎる!」
と、最初は感動していた僕たち。
……が、事件はここから起こります。
3本、5本、10本……。
食べ終わる絶妙なタイミングで、次から次へと新しい串がドンドン出てくるのです。
ここで僕とリサの脳内会議がスタートしました。
僕:「なぁ、これ頼んでないのも出てくるけど…食べ放題?」
リサ:「え?もしかして、板前さんだからお店からのサービス…!?」
僕:「いやいや、いくらなんでもサービス良すぎだろ!」
飲食の世界に身を置いていながら、当時の僕は「おまかせストップ制」という高級串揚げのルールを全く知らなかったのです。
「どうしよう、どうしよう…!」と、心のなかのチャイムが鳴り響きます。
目の前で職人さんが真剣に揚げてくれている手前、「頼んでないです」と言う勇気もなく、ただただ出される串を必死に口へ運び続けました。
あの日の恐怖と、今では愛おしい思い出
結局、お腹がはち切れそうになる一歩手前で、なんとも言えない空気感を察したのか、無事に(?)お会計へと辿り着きました。
そこで初めて知った、「串揚げは『ストップ』って言うまでエンドレスに出てくる」という大人のルール。
財布の心配と、胃袋の限界と闘った、あの日の浜松町の夜。
「食べ放題なわけないじゃん!」と、今の僕なら当時の自分に強めのツッコミを入れたいところです。
でも、右も左も分からなかった21歳の僕と、18歳のリサ。
あの時、2人で「どうしよう…」と顔を見合わせて戸惑った、あのちょっと格好悪い時間も含めて、今では我が家の最高の財産であり、愛おしい思い出です。
みなさんも、初めての専門店に行くときは、知ったかぶりをせず事前にルールを調べておくか、素直に聞くことを強くオススメします!(笑)
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます✨