こんばんは。
社会保険労務士のmocaです。
もうすぐ9月が終わりますね。
今日仕事の帰りはとても寒くて、冬の訪れ感じました。
さっそくですが、皆さんは社会保険労務士ってご存知ですか?
最近はブラック企業、ホワイトカラーエグゼンプション、ワークライフバランスなど
労働に関する話題が増えてきました。
社会保険労務士は労働基準法や労災保険、雇用保険、年金制度等を扱う専門家です。
よく労働基準法の話をすると、労働者の味方と思われますが、そうとは限りません。
巷の社会保険労務士は経営者側であることが多いです。
同じ労働基準法を扱いますが、労働基準監督官は労働者側で、社会保険労務士は経営者側。
ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、検察官と弁護士の立ち位置に似ていると思います。
昨日、北川恵海さんの小説『ちょっと今から仕事やめてくる』を読みました。
とても良い作品です。私は途中何度か泣いてしまいしました。
現在の日本の状態を簡潔に示していると思います。共感できる労働者が多いに違いありません。
社会保険労務士としての視点で見れば、この小説中の会社は明らかに危ない。
上司の発言はパワーハラスメントそのもの。
しかし実態としてはこれほど酷くなくても似たような会社はたくさんあると思います。
裁判をすればこの上司だけではなく、会社にも損害賠償あるいは慰謝料が求められると
考えられます。
なお、最後に「本日付で辞めてやる。しかし年次有給休暇は全部消化する。」といった話が
ありましたが、これはできません。年次有給休暇は労働日にとるものであり、退職日以降に
労働日は発生しないからです。
この年次有給休暇、労務管理において経営者を悩ませるひとつの問題ではないでしょうか。
次回はこの年次有給休暇について、詳しくお伝えしようと思います。
