メンヘラっぽい本を読んだ後の自己主張ー自立と依存ー① | 女に生まれたけれど。

女に生まれたけれど。

てんかんの持病持ち。
人生のいろんなところで、無駄につまづいて生きてます。
不妊治療がきっかけで書き始めました。意味の薄い日記ブログを経て、今は不妊治療その後の人生についてぼちぼち更新してます。

なんと、証明写真が撮れなくなってしまった。

 

前回の履歴書は写真不要だったが、

今回送るものは写真が必要なのだ。

 

前髪もカットしたのに。。。(自分でだけど・・)

 

 

というのは、朝起きて何気なくスマホを検索して、

広告で出てきた無料マンガを読んで、

予想以上に泣いてしまったのだ・・・。で、目が腫れた。

 

永田カビという人の『一人交換日記』というやつ。

『さみしくて〇〇〇俗にいきました』というマンガ本は、

本屋で見たことあるけど、

題名が奇抜なので手に取ってみることは無かった。

 

たぶん親離れが上手にできなかったことが原因で、

作者は最終的に精神科に入院までするのだけど、

びっくりするほど、共感が強くて、

私やばくない・・・?って思った。

 

・・・・・・・・・だけど、冷静に考えてみれば、

共感したところで、何が変わるのさ。

世の中が私のために変わってくれるわけじゃない。

「共感」は「共感」にしか、とどまらない。

 

この本では、お医者さんが、

「家族に甘えたくなったら、それでもいいんだよ」

的なことを言ってると思うんだけど、

この点「うーーん」って思う。

 

まぁ、自分の欠点を受け入れることで、

反対に、その環境から自然に抜け出させる、、、

という方法なのかもしれないけど。

愛情を受けられなかったと感じていることが原因、

という診断なのかもしれないし。

 

私的には、どっかの精神科医が言っていた、

「自立とは、依存しなくなることではなく、依存先を増やすこと」

という言葉が大正解だと思う。

 

私自身、若い頃は、

他人に対する依存と期待が強すぎて、

人間関係がうまくいかないことがあった。

 

依存が大きすぎて、相手がきつくなったり、

期待が大きすぎて、相手を嫌いになったりする。

 

余談だけど、元カレの夫婦危機の原因も、

元彼の依存の強さが原因ではないかと思っている。

表面上修復できても、奥さんがその弱点に気付いてしまえば、

昔のような関係に修復することは難しいと思う。

これから先、子供を人質として蹂躙される。

大袈裟に言えば、人生を乗っ取られる。

彼がここまで稼げるようになった努力も全て。

欠点も知ってるから同情はしないけど。

 

こういう面でも、人として「自立」していること

・・・・・という言い方は、抽象的だけれど、

「自尊心を守るために相手を切り捨てる強さ」

がないと、対等な人間関係は築くのが困難だと思う。

判断基準がどこまでか、という線引きが難しいんだろうけど。

 

 

先日読んだ「HSP」の本も、最期の方は

「無理しない生き方を選んでもいい」っぽい内容になってて

「これから仕事探そうとしている人にそういうこと言うな!」

って思った(笑)

 

そう思うのは、もしかしたら、私がHSPではなくて、

本当の辛さが分からないからかもしれないけど、

心を病んだ人に、頑張らせないのが、

医療分野では適切な対応ということ?

と、素直な疑問をもった。

 

一方、親友を無くしてしまったことから人生を変えた

という人の、いわゆる、よくある自己啓発本も読んだ。

 

それは、「人生後悔しないように生きる」的な内容で、

私のように、「失敗が異常に怖い」

「理不尽でもボロボロになるまで我慢しすぎる」性格の

人間にとってはしっくりくる気がした。

 

ただ、私が精神的に健康であるだけかもしれないけど、

「共感」は「共感」にしかとどまらない。

ありきたりだけど、

とにかく一歩を踏み出すしかないのだと、思った。