中学生の頃
部活も辞め授業にも
付いていけなくて
落ちこぼれていた
私の居場所だった
不良グループの仲間の1人が
ピアスを開けたことで
私もやってみたいと思って
開けたのが1個目
ピアッサーは田舎にも
売ってはいたけど
中学生には高かった
だから安全ピンで
ブスっと開けた
耳たぶが厚くて
痛かったのを覚えている
学校や親にバレないように
クリアのいわゆる
透ピと呼ばれるピアスを
学校や家ではしていた
だけど中3くらいの時に
学校バレからの親バレした
親に至っては
親にもらった体になんてことを!と
いつの時代だよ、っていう
説教を食らったw
バレたことで
バレないようにという
気はさらさらなくなり
何個も安全ピンで
ピアスを開けた
多少の反抗心も
あったと今は思う
消毒もせず
安全ピンで開けたせいか
金属アレルギーになり
雑貨屋に売っている
お小遣いで買えるような
安いピアスは
付けれなくなった
高校生になると
耳だけでは飽き足らず
へそにもピアスを開けた
さすがに安全ピンでは
無理だったので
婦人科で開けてもらった
耳たぶに開けたピアスを
拡張したこともあった
その後上京すると
ピアススタジオを知った
耳でもマイナーな部位や
そこもピアス開けれるんだwと
思うような部位にまで
ピアスを開けてくれると知り
早速予約した
予約した日に行くと
頭にピアス?が刺さった
店員さんに出迎えられ
ヤバいとこに来たと思ったw
初めてということもあって
耳の軟骨部分にピアスを
1つ開けてもらった
安全ピンやピアッサーで
開ける値段に比べたら
高かったけど満足だった
その後も思い立っては
予約をして何度か通った
ピアススタジオで
何個か開けていくうちに
痛みが快感になった
耳たぶなどの
柔らかい部位と違い
軟骨は部位にもよるが
大人の男性が腕をプルプル
させながら開けるほど硬い
もちろん痛みも比例する
その痛みが快感だった
舌にピアスを開けるのが
夢だったが
出会いの記事で書いた
彼が難色を示した
普段私のやりたいことは
基本的に受け入れてくれるが
ピアスに関してだけは
受け入れられないようだった
何度か開けたいと言っているが
わかったとは絶対に言ってくれない
耳だとしても嫌だとまで
言われてしまった
一部は排除と言って
安定せずに穴を塞いでしまったが
今も耳とへそには開けた
ピアスは付けたまま
年齢も年齢だし
外してもいい頃なのかも
しれないけど
なんとなく外せない
ちなみにピアスも過度な場合は
自傷行為だと聞いたことがある
確かに病んでそうな人が
たくさんピアスを開けたり
拡張ピアスをしている
イメージもないことはない
私のように
リストカット痕がある人が
たくさんピアスを
付けているだけで
自傷行為と見なされる
悲しい現実