風邪を引いちまった | 素敵やん

素敵やん

偉人たちの言葉って、感動するやん、素敵やん。

心の隙間にウイルスが入り込んで、

だるさ100倍、

めちゃくちゃ身体がだるくなる風邪を

引いてしまったので、


寝込みながら

小説ばかりを読みました。




■69冊目

鴨川ホルモー (角川文庫)/万城目 学
¥540
Amazon.co.jp

★★★★☆


面白い。

意味分からんけどオモロイ。


中学生ぐらいのときに

ふざけてこんな話を

つくっていたような気がするが、


そういったあたりの発想から

しっかり作りこんだらこんなん出ました

といった感じ。


京都の風景も

なんだか思い出されて

素敵やん。



こんなに

世間に痛めつけられた日にゃ、

オイラだって

次の経営会議で


ホルモー!!!


って叫んでしまうからな。




■70冊目

隠蔽捜査 (新潮文庫)/今野 敏
¥620
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★★★★☆


ありがちなスジだが、なかなか。


小説というよりも

最初から2時間ドラマ用に書いたような感じ。


もしドラマ化するなら、

柳葉敏郎と伊原剛志

だな、

なんて思っていたら、


とっくにドラマ化されていて、


陣内孝則と柳葉敏郎


なんだってさ。


いや、陣内じゃないな。

せめて逆でしょうよ。



それにしても、

警察のキャリアといえば柳葉

みたいなブランディング、


すごい席を見つけたもんです。




■71冊目

ティファニーで朝食を/トルーマン・カポーティ
¥1,260
Amazon.co.jp

★★★☆☆


意外。


クッサイクッサイ

夢見るお姫様系かと思っていたら、

なんか全然違った。


映画、観てないけどさ、

多分ずっと観ないけどさ、


ホリー・ゴライトリーって

オードリーヘップバーンとは

まったく別人のイメージだな。


もっとエログロい感じ。


全体的に好きなトーンだけど、


どれも後味がイマイチなのが

疲れた今のボクには合わず、

残念ながら★3つ。




■72冊目

疫病神 (新潮文庫)/黒川 博行
¥700
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★★★☆☆

産業廃棄物処理場をめぐる

ヤクザ騒動。


タイミング的にちょうどオモロイ題材。


なかなか面白かったが、

中だるみ感あり。

ちょっと長過ぎたな。。。


あれ、コイツ誰だっけ、前に出てきたっけ?

みたいになるのも、

前のネタフリが弱いせいだったりして惜しい。



関西弁の文章って

基本ひどくなるものだけど、

これはめずらしく不自然ではなく、


無理なくテンポよく

なかなか笑わせてもらいました。