危ない世界 | 素敵やん

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偉人たちの言葉って、感動するやん、素敵やん。


■57冊目


セラフィムの夜 (小学館文庫)/花村 萬月

¥650
Amazon.co.jp

★★★☆☆



超美人妻が実は

睾丸性女性化症候群という病気で

生物的には男性だったことが分かり、


その人が

在日韓国人の右翼系ヤクザと

韓国へ逃亡する話。





こんな本ばかり読んでるからか、



ちょっと素敵な人が

アタシ全然彼氏ができないんです

とか言ってたりすると、



実は男なんじゃないだろうか、

子宮の位置に睾丸があるんじゃなかろうか、



なんて思ってみたりして、

最近ちょっと異常。






男であること、女であること。

日本人か、そうでないか。

正しいのか、正しくないのか。

成功か、失敗か。

見えているか、見えていないか。

好きか、嫌いか。

アリか、ナシか。

オレか、オレでないか。



なんだか、

全部どうでもよくなってくるな。。。



軽い倒錯。



眠くなってきた。







■58冊目


樹の上の草魚 (講談社文庫)



★★★★☆



上の本の解説を書いてた人の本を

続けて読んでみる。



ただの単なるさわやか青春もののような、

ライトでほのぼのした感じで

別に深みがある訳でもないけれども、


そのテーマが、これまた、

アンドロギュヌス。




こっちは、



生まれつき性器が両方あって

男の子として育ってきたが、



大人になってから

出産のようにしてペニスを離脱させ

男性が女性に生まれ変わってしまって、



それを、自分と友人と

どうやって受け容れていくかというような話。





気付けば、

この手の本ばかり読んでいる。。。





変態行為への願望があるのかな。


実は、潜在意識の中で、

ホモッ気があるのだろうか。。。



自分で気付いていないだけで、

濃厚なホモ&マゾなのかもしれない。。。




いや、そうではない。


というか、そうなのかもしれないけど、

そこじゃなくって。





世の中、なんだか、

二元論では片付けられないことばかりで、


そんななか、

男性と女性という自明だと思っていたことすら

その線引きが危ういとするならば、



赤いものは赤じゃないかもしれなくって、


つまりは、自分であることと

そうでないことの境い目だって

常にゆらいでいるものかもしれなくて、



そんな世界への憧れというか、諦めというか。



だから、いろんなこと、

傷ついてまで整理する必要なんて

ないんじゃないのって。





■59冊目


ポケット図解 チャン・キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本―競争のない未開拓市場を創る! (Shuwasystem Business Guide Book)/中野 明
¥630
Amazon.co.jp
★★★☆☆
非常に分かりやすかったけど、

もうちょっと実例というか、考え方というか、

深みが欲しかったな。。。


「ポケット図解」に

それを求めても仕方ないけど。



ブルーオーシャンだと思って

思いっきり舵を切ったら、


そこはただの泥沼で、

乗っていた船も泥舟でした。。。



なんてときにどうすればいいか、


は教えてくれないわな、

そりゃ。。。




■60冊目


決定版 キャッシュフロー計算書の基本がわかる本―経営戦略にも投資判断にも役立つ!/高橋 香
¥1,575
Amazon.co.jp
★★★☆☆

分かり易くていいんじゃないですか。




閉鎖会社の実務なんかをどっぷりやってると、


日々の資金繰りには超敏感になっても


キャッシュフロー計算書をつくるとか読み込むとかは

意識しとかないとまったく縁遠くなってしまうから、


こういったのもたまにはいいだろうと。


教科書レベルを読んで思い出すと。



内部統制と国際会計基準なんかも

ちょっとは追いかけておかないとな。


ルールどんどん変わるし。


だいたい、もろ実務だけど、

減価償却の制度改正があったことすらも

知らんかったよ。。。



いろいろ、錆びるなぁ。。。

寂しいなぁ。。。