サッカーチームの練習終わりだろうか、
少年たちが、
おいかけっこをして遊んでいる。
クソ暑いのに元気だなぁ。。。
なんだろう、この成長エネルギーみたいなの。
そんなの、遠い昔に、
どっかに落っことしちまった。。。
横を通り抜けようとしたとき、
後ろから、
おじさん、
おじさん、
ねぇ、おじさん、
と大声で言われたもんだから、
ん? アタス?
そうです、アタスが変なオジサンです。
っと思ったら、
ボクのことではなかった。。。
そういうあだ名の少年がいるらしい。
頑張れ、背番号8。
オマエは大器晩成型だ。
将来きっとモテるから、大丈夫だ。
ほっと胸をなでおろした訳だが、
おじさんってのが
自分のことかと思ったときにゃ、
分かっちゃいるけど、ぐっさり傷ついた。。。
いや、確かにもうおじさんなんだけどさ、
それを自分で言う分にはいいけどさ、
ヒトから言われるのは、
しかも自然体で無邪気に言われるのは、
「リアルタイプおじさん」
っていう剥がれないシールを
引越しの段ボールみたいに背中にビッチリ貼られたようで、
実際そうなんだって分かっちゃいることなのに、
意外に結構ショックなんだゼ。
分かるか、
このちっちゃいおじさんの気持ち。